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シルク・ドゥ・ソレイユのキッチンをレポート

世界最高峰のアーティストの食生活の秘密。 シルク・ドゥ・ソレイユのキッチンをレポート

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芸術的な演出と人間離れしたパフォーマンスで驚きと感動を与え続けているシルク・ドゥ・ソレイユ。現在東京ではシルク創設30周年を記念して制作された特別作品「キュリオス」が上演されていますが、アーティストたちが普段何を口にしてコンディションを管理しているのかは気になるところ。

 

そこで今回は、そのキーマンとも呼べるシルク・ドゥ・ソレイユのキッチンマネージャーSasha Bienvenue-Blumさん(以下、サーシャさん)に、アーティストたちに食事を提供する上で心がけていることをインタビューしました。

 

▲キッチンマネージャーのSasha Bienvenue-Blumさん

 

 

 

|1日約240食“ベストなクオリティ”で食事を提供

 

1日になんと約120食×2回、合計約240食を作っているキッチンでは、現在4人のシェフが腕を振るっています。アーティストたちはそれぞれ食べるものからタイミングまで異なるため、「いつでも食べたいときに、食べたいだけ食べられるように」と十二分に食事を用意しておくことは欠かせません。

 

 

 

公演スケジュールによって、朝食&昼食のときもあれば、昼食&ディナーのときもあり、サーシャさんは「できる限り美味しく栄養バランスの良いベストなクオリティの食事を提供することをポリシーにしている」と語ります。

 

 

 

|美味しさを追求したメニューこそ美しいパフォーマンスの源

 

ベジタリアンやヴィーガンなどアーティストそれぞれの食事ルールを盛り込みつつ、栄養面などを考慮しながら季節や天気によってメインとなるメニューを決定し、「アーティストたちが飽きることのないよう毎日異なるメニューを作ることも心がけている」というサーシャさん。

 

▲キッチン内には提供されているメニューを一覧にして掲出。各メニュー横に使用食材のマークが貼られていて、アーティストたちが一目で各メニューの材料がわかるように工夫されています

 

レパートリーを増やすために、本やネットでリサーチしたり、テレビや映画でヒントを得たり、そして外食して美味しかったものを再現してみたりと様々なところからメニューのインスピレーションを得ているそうで、時にはアーティストたちに直接リクエストを取ることもあると言います。

 

 

 

 

また、公演中各地で現地の食材を調達することも多く、これまで知らなかった食材を取り入れることもあるそうで、「特に日本では新たな発見が多い」とサーシャさんは語ります。

 

 

ちなみに、サーシャさんにインタビューした日のランチプレートがこちら。

 

▲メインはマヨネーズで味付けした蟹肉とフレッシュサーディンを挟んだNY風ソフトロール

 

「ヘルシーな食事をバランス良く食べることはもちろん大切だけど、コンディション維持し、高いパフォーマンスを発揮するためには美味しいものを3食しっかり食べることの方が大切」と語るサーシャさん。これこそ、シルク・ドゥ・ソレイユの人間離れした美しいパフォーマンスの源と言えそうです。

 

 

私たちも忙しさのあまりつい食事を疎かにしてしまうこともありますが、シルク・ドゥ・ソレイユの食事に対する考え方はぜひとも参考にしたいところ。彼らのように「3食バランス良くきちんと美味しい食事を摂ること」や「メニューを工夫しながら自炊すること」を心がけたり、外食するときも「自宅ではなかなか作れない、食べられないメニューや食材を選んでみる」ようにしたりと、日々のコンディション管理の中心に食事を据えるよう工夫を積み重ねていきましょうね。<text:Hiromi Anzai / photo:本城直季(Naoki Honjo)

 

 

 

『ダイハツ キュリオス』東京公演

 

Photos: Martin Girard, Pierre Manning / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil

 

公演期間:2018年7月8日(日)まで 会場:お台場ビッグトップ 問:インフォメーションデスク 0570-020-520(オペレーター対応:10時〜18時) http://www.kurios.jp ※東京公演終了後、大阪・名古屋・福岡・仙台でも開催! 詳しくは公式HPをチェックしてみてくださいね。


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