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新潟県十日町でアートも絶景も蕎麦も愉しむ旅

アートも蕎麦も一緒に愉しむ贅沢旅。美しい自然に抱かれた新潟南部の【十日町】へ

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新潟県の南部に位置している【十日町】。自然豊かな場所という認識はあるかもしれませんが、3年に1度のペースで開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」により、以前よりもさらに多くの人に知られる地となりました。今回はそんな十日町での見どころ&ご当地グルメを紹介します。

 

 

 

|写真映え間違いなしの「清津峡トンネル」

 

十日町は新潟県の南部、長野県との県境近くに位置し、かなり山深い場所なのですが、そこに清津峡(きよつきょう)という渓谷があります。

 

 

もともと迫力のある柱状節理をみることができる名所として、国の天然記念物に指定されている場所ですが、さらに2018年夏の「大地の芸術祭」で会場になったことにより、清津峡を見るためのトンネルもリニューアルされました。

 

そこでの景色は“写真映え間違いなし”と言える絶景とアートの融合を愉しむことができる場所に生まれ変わったのです。

 

 

 

トンネルの全長は750m、入り口から最終地点まで行って帰ると40分くらいかかる距離です。その間に4つの見晴所が設置されています。

 

 

見晴所からは力強い自然の力を感じることができます。谷底には勢いよく流れる川が見え、その上には遥か頭上に広がる大きな大きな岩壁がそびえ立っています。

 

そして、最も奥の見晴所であるパノラマステーションではこの絶景にある仕掛けが施され、さらに写真映えするスポットに。その写真がこちらです。

 

 

見晴所の一部分に水が張られ、向こうに見えている美しい自然が水面に映し出しています。

 

 

一見するとどうやって水面の向こうへ進めるのかがわからないと思いますが、真ん中が最も深く、左右の端はごく浅い造りになっているため、左右の壁沿いに水面の向こうまで歩いていけるのです。なおここで使われている水は渓谷の湧き水。足が濡れても構わないという方は真ん中の方まで行くことも可能です。 ※2018年の「大地の芸術祭」はすでに終了してますが、この施設はそのまま残されています

 

 

 

|郷土料理「へぎそば」を味わう

 

十日町を代表するご当地グルメ、それは「へぎそば」です。現在では新潟県のご当地グルメといったイメージが強いですが、元々は十日町を含む魚沼地方発祥の蕎麦になります。

 

▲名店の呼び声も高い「そばや清兵衛」の天ぷらそばセット

 

へぎそばの大きな特徴はつなぎに“布海苔(ふのり)”という海藻を使っていること。

 

 

蕎麦の良い香りを愉しめるのはもちろんですが、それ以上に注目して欲しいのがその独特の食感。つなぎが布海苔であることにより、食感がとてもなめらかでいくらでも食べられること間違いなしの逸品なのです。山の幸が豊富な場所なので、天ぷらもセットで頼むのがオススメです。

 

 

 

|特別な絶景に浸る「星峠」の朝

 

最後に山間ならではの絶景を満喫できる「星峠」を紹介します。

 

 

星峠はキレイな棚田を見ることができる名所として知られ、春には水を張った田んぼ、夏には緑、晩夏には少し黄色に色づいてきている棚田を見ることができ、季節感を感じるにもピッタリの場所です。

 

しかしながら、ここのさらなる見所は“早朝”に訪れます。

 

 

雲海が出やすい地形の星峠。雲海は条件が揃わなければ出ない自然現象ではありますが、特に6月と9月は現れやすい時期とされています。

 

 

日が出る少し前、空が少しずつ明るくなるにつれて美しい景色が目の前にどんどん広がっていくのですが、日の出の瞬間はそれをさらに超える格別の美しさ。「雲海+朝日+棚田」、こんな絵になる景色はなかなかありません。ぜひカメラを持って早朝に訪れてみてください。

 

 

 

|山深い新潟の地で出会う感動

 

アートと一緒に渓谷美を愉しめる「清津峡トンネル」、雲海にも出会えるかも知れない「星峠」など、新潟県でも特に大自然を満喫できる【十日町】。

 

 

さらにその自然の中で食べることができるご当地グルメ「へぎそば」も見逃せません。ぜひ自然の恵みに包まれた感動に出会う旅に出かけてみてくださいね。<text&photo:岡本大樹>


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