lifestyleライフスタイル

【思考をキレイにする旅の仕方(4)】「待つ」時間を好きになる

Twitter
LINEで送る

ラオスの田舎の空港に向かうタクシーの中でガス欠になってしまったことがあります。

 

運転手は降りるとポリタンクを手に、ヒッチハイクでバイクを捕まえ、行ってしまいました。

 

その間にタクシーを乗り換えてもよかったのですが、運転手は彼の子供を僕の脇に置いたまま行ってしまったのです。

 

飛行機の時間もあるので、様々な選択肢を考えましたが、「待つ」ことにしました。

 

 

 

その時、ふと思ったのです。

 

自分の時間軸で、世の中は周っていないんだなぁと。

 

その頃から、「待つ」時間が、以前ほど苦にならなくなりました。

 

 

 

もちろん、イライラすることもあります。

 

でも、それは、たいてい「待つ」に意識が集中しているからなんでしょうね。

 

場所は固定されても、「待つ」時間は、基本的に空いた時間です。

 

 

 

本を読むこともできるし、スマホでメールを打つこともできます。

 

私の場合、写真を撮ることもあれば、人を眺めている時もありますし、考え事にふけることもあります。

 

ishiko_04_01

 

「待つ」ということは、旅先だけではなく、日常でも変わりません。

 

 

 

ラオスの話ですが、子供と遊びながら待ち、無事、飛行機に乗ることができました。

 

 

text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


border