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パリのNoëlの過ごしかた

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『クリスマス』。フランス語でいうと、『Noël(ノエル)』。ノエルに向けて、準備が始まった街の様子や、パリの人々のクリスマスの過ごしかたをお届け☆

 この『ノエル』という言葉、なんともフレンチテイストの響きを感じられて素敵♪
24日のイブ、25日のノエル(クリスマス)、この両日はパリに暮らす人々も街を離れ、故郷で家族とまったり静かに過ごす。日本のお正月のような感じ。
 なのでクリスマス前日は、車移動の方々で道路は渋滞、電車帰省の方々で駅は混雑……根気のいる行事なところも日本の年末年始と似ているかも。

 さて、パリの街では11月半ば過ぎから、淡々とノエルの準備が始まる。このノエル前の街、人々の心がウキウキした感じ、お店もイキイキと張り切っている感じを味わうのがスキ♡

夜になると照明がライトアップ。パリの街並とあいまってすごくキレイ♡

夜になると照明がライトアップ。パリの街並とあいまってすごくキレイ♡

コンランショップ内の、ノエル用テーブルデコレーション。定番の色合いながらもオシャレ。

コンランショップ内の、ノエル用テーブルデコレーション。定番の色合いながらもオシャレ。

こちらはパリ5区、カルチェラタン地区にある雑貨屋さんのテーブルコーディネート。赤&黒で今年らしいモードな感じ。

こちらはパリ5区、カルチェラタン地区にある雑貨屋さんのテーブルコーディネート。赤&黒で今年らしいモードな感じ。

パリ6区サンジェルマンにあるカトラリーのお店。眺めているだけでもワクワク♪

パリ6区サンジェルマンにあるカトラリーのお店。眺めているだけでもワクワク♪

 また、生のツリーを飾るというのがこちらの習慣。お花屋さんや街頭では、さまざまなサイズのモミノキが登場。

 パリのノエル、私の過ごし方は、家族のように思える友人たちとゆるりと過ごすのが定番。親しい友人家族が集まり、いつもと違ったお料理を食せるのがとっても楽しみ♫
 パリは人種のるつぼ。パリジャン、パリジェンヌといってもルーツはフランスではないということも多い。なので友人が集まると、フランス料理だけでなく「祖父母の国の家庭料理よ」と言って、いろんな国の料理が食卓に!

イタリア系の友人が参加していたときは、こういう大判パネトーネをデザートにしてエスプレッソとともに、味わったり♪

イタリア系の友人が参加していたときは、こういう大判パネトーネをデザートにしてエスプレッソとともに、味わったり♪

  ゴ〜ジャスなフランス料理…というより、普段よりちょっとだけランクアップした食事を、みんなで和気あいあいとつまみながら楽しむ。最高のメイン料理は、笑顔のある雰囲気の中での、他愛もない会話なのかも。

 華やかだけれども、日本のような喧騒感とは無縁な、穏やかでゆっくりした時間が流れるパリの街のノエル。家族や友人と、素敵な時間を過ごせることに改めて感謝をする大切な日。今年もすごく楽しみ♪
 ちょっと早いけど……みなさんもJOYEUX NOËL☆(メリ〜クリスマス☆)

 

cooperation & photo; meiko

*profile*

パリ在住のイラストレーター、デザイナー。
手のひらサイズのフェルトワークで高く評価され、その感性を活かしてアクセサリーやインテリア小物づくりにも取り組んでいる。
「dessin de meiko ☆ Paris」 http://d.hatena.ne.jp/mei0606/
PARIS発信!アクセサリーのプチブランド「trico eiffel ☆トリコ.エッフェル」
 https://www.facebook.com/trico.eiffel

 


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