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ミシュランシェフが手がけるパリのビストロ

パリ・凱旋門からすぐ。ミシュランシェフ【PAGES 手島竜司氏】が手がける“居酒屋風”ビストロ

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人生で一度は訪れたい憧れの都市の1つ、フランス・パリ。その美しい街並みにはファッション、アート、グルメと溢れるほどの魅力があります。中でも旅をより充実させるために外せないのがグルメ。パリで人気のレストランやビストロは予約しておかないとすぐに満席になってしまいますが、フランス語に自信がないと自分で予約を入れるのはハードルが高いものです。

 

そこでオススメの1軒が、JALファーストクラス、ビジネスクラスの機内食(フレンチ)の監修も務めるミシュランシェフ「PAGES」の手島竜司氏(以下、手島氏)が手がけるビストロ「116」

 

 

手島氏曰く「日本の居酒屋のような気軽に通えるお店にしたいと考えてオープンさせた」というそのビストロは日本人スタッフも多く在籍しているので、言葉が不安でも気軽に立ち寄ることができます。

 

▲日本語のメニューも用意されています

 

 

 

|凱旋門そばの好立地&メニューは手島氏が監修

 

凱旋門そばに位置する手島氏のレストラン「PAGES」(ミシュラン1つ星)と隣接し、毎日賑わいを見せている「116」はシンプルな木のテーブルと味わいのある椅子、打ちっ放しの壁や手書きの黒板などオシャレで気軽に立ち寄れそうな雰囲気が魅力の1軒です。

 

 

 

 

また「スタッフ同士が良好な関係を作れるように心がけている」とオーナーの大石直子さん(手島氏の奥様、以下直子さん)が語るように、「116」では日本人だけでなく色々な国のスタッフが働いていますが、みんな息がピッタリ。とっても温かな雰囲気の中でリラックスして食事できます。

 

▲「116」のオーナー・大石直子さん

 

さらにメニューは手島氏が監修。「PAGES」と同じく日本から取り寄せた備長炭を使用した炭火焼メニューを提供していたり、店内で熟成させたお肉をいただけたり、ソムリエが常駐していて料理に合うワインを選んでくれたりと“おもてなし”の質の高さにも驚かされます。

 

▲宮崎産の尾崎牛やフランス産の鴨肉などが並ぶ店内の熟成庫

 

▲料理との相性抜群のワインをセレクトしてくれるソムリエも常駐

 

直子さんによると「毎朝スタッフと一緒にマルシェに出かけて食材をセレクトしている」そうで、中でも新鮮な野菜の味わいは絶品。

 

▲温泉卵がトッピングされたアスパラガスの炭火焼

 

手島氏が「フランスの野菜はとにかく美味い!」と太鼓判を押すのも納得できます。

 

 

 

|イチオシはコスパ抜群のセットメニュー

 

居酒屋のように“お好みでワインと料理をアラカルトでオーダー”するのも良いですが、満遍なく「116」を愉しむなら、「タパス2種+付け合せ1種類+メイン1種+デザート」のセットメニュー「The 116 Menu」が断然オススメ。料金も1名=60ユーロ、2名=116ユーロとお得です。

 

 

タパスはメニューに掲載されている全18種類の中から好みの2種を(各メニューのサイズと価格はアラカルトでオーダーした時のもの)。

 

▲枝豆(6ユーロ)

 

▲サーモンのたたき(12ユーロ)

 

▲アボカドのサラダ(11ユーロ)

 

▲ビーツとブルーチーズのサラダ(9ユーロ)

 

▲タコ(ガリシア産)とハーブのサラダ(14ユーロ)

 

付け合せは「フライドポテト」、「季節の野菜焼盛合せ」、「キャベツのグリエ」、「丸ごとオニオンフライ」、「焼きおにぎり」の全5種から1種を。

 

▲季節の野菜焼き盛合せ

 

▲焼きおにぎり

 

メインは「シェフの本日のおすすめお肉(200g)」、「尾崎牛(宮崎産・200g)」(+60ユーロ)、「鴨の胸肉(フランス、ランド地方)」、「銀ダラの味噌焼き」の全4種から1種を。

 

▲尾崎牛(宮崎産・200g)(+60ユーロ)

 

▲シェフの本日おすすめお肉(200g)。この日はフランス産の牛肉(モモ)でした

 

そして〆のデザートは「マンゴーパンナコッタ・ココナッツソース」または「アイスクリーム(バニラ / 抹茶 / 黒ごま / ほうじ茶)」から1種類を選べます。

 

▲マンゴーパンナコッタ・ココナッツソース

 

▲チョコレートブラウニーが添えられたアイスクリーム(抹茶)

 

 

 

|話題性も十分の「116」でパリの夜を満喫

 

日本人シェフならではの感性を盛り込んだ日本人好みのメニューをパリの中心街で本格的に味わえるビストロは簡単には見つからないはず。それに「常連のお客様は近隣に住む現地の方が多く、日本人のお客様はまだまだ少ない」と直子さんが語るように話題性も十分と言えます。

 

 

21時ぐらいまで空が明るいパリでは、20時ごろからどこのレストランもいっぱいになってしまいますが、ふらっと立ち寄るなら地元の人たちが来る前、19時ぐらいからのちょっと早めの時間が狙い目。タパスとワインでちょっと飲みもよし、食べ応えのあるお得なセットメニューで食事とワインをしっかり味わうのもよし。スタッフが笑顔で迎えてくれる「116」でお腹も元気もチャージしてパリの夜を満喫してくださいね。<text:yoko photo:beauty news tokyo編集部>

 

 

116

2 rue auguste vacquerie 75116 Paris +33 (0) 1 47 20 10 45 http://www.116pages.fr/


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