special reportスペシャルレポート

房総半島の絶景と魅力を味わう旅

週末旅やプチトリップにオススメ。都心からのアクセス良好【房総半島】の魅力を味わう旅

Twitter
LINEで送る

千葉県の南部に位置する【房総半島】。半島といってもかなり広大で、自然からグルメまで数多くの魅力があることで知られていますし、「東京湾アクアライン」を利用すれば東京や神奈川からのアクセスも良好なため、週末旅やプチトリップにオススメのスポットです。

 

そんな【房総半島】の魅力として、今回は「九十九里浜の朝日」、「農溝の滝の自然美」、「勝浦の赤いご当地グルメ」の3つにスポットを当てて紹介します。

 

 

 

|サーフィンもいいけど“朝日”もすごい「九十九里浜」

 

房総半島で最もメジャーな観光地と言っても過言ではない「九十九里浜」。行ったことがない方でも、その名前を一度は耳にしたことがあるでしょう。

 

 

九十九里浜はその名の通りとても長い海岸線を持つビーチ。「日本の白砂青松100選」や「日本の渚100選」に選定されている風光明媚な場所で、夏になればビーチは沢山の人で賑わいます。

 

ちなみに、実際に99里(約388km)あるわけではなく、その長さは60kmほど(約17里)しかありません。その名前の由来には諸説あり、未だに明確に断定できるものはありませんが、最も有力な説は「源頼朝が1里ごとに矢を立てて測った際99本だったことから」というものです。しかしながら、その当時の1里は現在の単位とは少し違っていて、その分の誤差によって名前と実際の距離がずれてしまっているということです。

 

 

とは言っても、長く美しい海岸であることに間違いはありません。大きな波が来やすいビーチであるため、サーフィンの名所としても有名です。優美な大自然を感じられる九十九里浜ではありますが、特に“日の出の瞬間”は幻想的な景色が待っていますよ。

 

 

 

場合によっては朝にサーフィンをしている人を見かけることも。朝日をバックにとても絵になる風景がそこにはあるのです。

 

 

 

|SNSで話題を呼ぶ“緑の中のトンネル”は「農溝の滝」ではない?!

 

房総半島の自然を満喫できる場所の中でもSNSで一躍有名になり、特に近年多くの人が詰めかけるように訪れている場所が「農溝(のうみぞ)の滝」です。

 

 

岩に空いた大きな穴から差す光がとても美しいということで、その人気は今でも健在なのですが、実はこの場所は「農溝の滝」では“ありません”!!

 

 

「農溝の滝」はこの場所から少し下流のところにある小さな滝を指します(下写真)。

 

 

現在「農溝の滝」と呼ばれている場所は、本当の名前を「亀岩の洞窟」といい、最初にSNSで話題になった時に間違った名称で取り上げられて拡散されてしまったため、このような事態になったと言われています。

 

現在でも多くの方が誤った認識のまま訪れていますが、本来の「農溝の滝」も水が流れ落ちる場所がハート型に見えるということから「亀岩の洞窟」と同じようにパワースポットとされています。訪問の際にはどちらも見逃すことないようにしてくださいね。

 

 

 

|辛すぎる!のに、病みつきになるご当地グルメ「勝浦タンタンメン」

 

房総半島のご当地グルメで真っ先に挙がるのは、その土地柄からやはり海の幸ではありますが、その他の隠れ名ご当地グルメもあるのです。それが「勝浦タンタンメン」です。

 

▲勝浦タンタンメンの元祖「江ざわ」の中辛

 

「勝浦タンタンメン」というのは、そのビジュアルからもわかるようにかなり辛い麺料理。元々は地元の海女さんや漁師が冷えた体を温めるために提供されていたメニューとして定着していましたが、近年では多くの観光客が訪れる房総では無視できないご当地グルメとなりました。

 

現在は30店舗以上で提供されており、店によって違う味を食べ歩く人も沢山。平日でも行列ができるほどの盛況を博しているのです。その理由は単純に美味しいからに他ありません。

 

 

辛さの中に旨味がしっかりとあり、「辛い辛い」と言いながらも箸が止まらず一気に食べてしまい、最後はスープも飲み干したくなってしまう逸品グルメです。辛い物好きな方はもちろんのこと、苦手だという方も一度は試してみてくださいね。

 

 

 

|広い房総半島で様々な魅力を発見するプチトリップを

 

房総半島と一口に言ってもかなり広いので、その魅力は自然からパワースポット、ご当地グルメに至るまで様々。

 

 

今回は本当に限られた3つのスポットを紹介しましたが、ぜひあなたの好みにピッタリ合う房総の魅力を発見する旅に出かけてみてくださいね。


border