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沖縄・宮古諸島・伊良部島を贅沢に満喫する旅

海の絶景も宮古そばも港町も。沖縄【伊良部島】を贅沢に満喫する旅

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沖縄の中でも特にハマってしまうファンが多い「宮古諸島」。メインである宮古島に加え、魅力溢れる多くの島があります。今回紹介するのは、2015年に伊良部大橋で宮古島と繋がった【伊良部島】。それでは特に魅力的な絶景・ご当地グルメ・港の町並みをチェックしてみましょう。

 

 

 

|広く美しい海の絶景は「三角点」から

 

宮古島周辺の虜になってしまう理由は、やはり“宮古ブルー”と呼ばれる美しい海の景色。伊良部島内でも至る所で海を眺めることができますが、「高台から見下ろす海がキレイすぎる」と近年話題になっているのが「三角点」です。

 

 

伊良部島の北東部の海岸沿いに位置する崖上のスポットで、足元からドーンと広がる海は言葉も出ないほどの美しさ。実際、インスタを始めSNSでもよくアップされる人気の場所で、上から覗いているような写真が多く撮られています。

 

▲「三角点」は70mの高さの断崖絶壁という危険な場所であるためガイドブックには載っていない絶景ポイント

 

ただし、足場がとてもゴツゴツとしている上にとても狭く、数人が来るだけで足場がなくなってしまうようなスペースです。海側に足を出して崖先に座っている写真も多くSNSにアップされていますが、訪れる際はあまり危険なことはしないように、十分に注意しながら絶景を愉しみましょう。

 

 

なお、「三角点」への道のりは伊良部島の北東部を通る「伊良部島一周道路」の途中から海側に入っていくのですが、その入り口はかなりわかりづらいので見逃さないように注意が必要です。また、辿り着くまでには舗装されていない狭い道を草をかき分けながら歩くことになるので、歩きやすい服装で出かけてくださいね。

 

 

 

|ランチは人気の宮古そば店「伊良部そば かめ」で

 

伊良部島で食べたいご当地グルメNo.1が「伊良部そば かめ」で提供されている「かめそば」です。

 

 

宮古そばは沖縄そばや八重山そばと少し違っており、ストレートな平麺で、比較的あっさりとした出汁が特徴です。

 

 

名物「かめそば」はそんな宮古そばの上に三枚肉とソーキ(スペアリブ)、そしてかまぼこと手作りのゆし豆腐までもが載った贅沢な一杯。開店からすぐに満席になってしまう人気店なので、訪れる際はぜひ11時の開店に合わせて訪問するようにしましょう。

 

 

 

|散策を楽しみたい「佐良浜港」

 

自然の魅力は「三角点」で味わえるのですが、伊良部島はサトウキビを中心とした農業とカツオの一本釣りで有名な土地でもあります。

 

 

佐良浜港はそんな伊良部島の漁港で、現在でも多くの船が見られる場所。港のすぐ裏手は急峻な地形となっており、その傾斜に段々と町が形成されているという珍しい形をしています。

 

 

港側から眺めるだけでなく、階段を上がった町の中での景色も美しいので、ぜひ佐良浜港では散策をしてみてください。カラフルな家々が建ち並び、路地の向こうにチラチラと海が見えるので、様々な風景を楽しむことができます。

 

 

また、町や港のあたりは猫と出会える可能性も高いスポット。のんびりと島の生活を過ごしている猫は、見ているだけで癒しを与えてくれます。人馴れしている猫も多く、場合によっては触ったり写真を撮ったりできますが、もちろん私有地に勝手に入ったり、猫の生活を乱すような行為は避けるように注意しましょう。

 

 

2015年に無料で渡れる橋としては日本一長い「伊良部大橋」が完成し、宮古島の最も有名なスポットとなりましたが、その先にある伊良部島も大きな魅力を持った島です。

 

 

宮古島訪問の際には、ぜひ伊良部島巡りも合わせて愉しんでみてくださいね。<text&photo:岡本大樹>


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