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【思考をキレイにする旅の仕方(20)】美術鑑賞にハウツーはありません

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旅先の美術館を巡ることが好きです。

 

だからといって美術に詳しいわけではありません。

 

単に表現や美しい物が好きなだけです。

 

知識があれば、あったなりの楽しさはありますが、

 

なくても自分の感性に素直に従って観ていけばいいと思っています。

 

 

 

大声を出さない、写真を撮ったりしないなどの基本ルールさえあれば問題ありません。

 

みんなと同じように歩数を合わせて観る必要もありません。

 

気になる絵があれば、気が済むまで眺めていればいいのです。

 

美術鑑賞にハウツーはありません_01

 

 

 

もちろん自分が、その絵の前を占領することは慎みますが、

 

自分以外にも鑑賞している客がいるときは遠くから見て、

 

人が少なくなったら近くに寄るだけのこと。

 

 

 

ひとり旅の時は気ままに足を止めながら周りますが、

 

団体旅行の時は、たいてい出口での集合時間が決まっていて、意外に短かったりします。

 

そんな時、私の場合、一度、最後まで、さーっと眺めてから、

 

気になったところへ再び戻って時間まで眺めながら味わうことにしています。

 

 

 

人それぞれの鑑賞スタイルがあっていいのです。

 

 

text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


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