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グルメ、温泉×アート、絶景サイクリング、見どころ満載の『愛媛旅』【グルメ編】

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“愛媛”と聞いてみなさんはどんなイメージが湧きますか? みかん、そして日本最古の温泉として知られる道後温泉、夏目漱石や正岡子規をはじめとした文学、そして今治タオルなどをイメージする方がきっと多いことでしょう。

 

そこで先日愛媛を訪れる機会がありましたので、「愛媛をまだ訪れたことがない」方にオススメしたい『絶対訪れるべきスポット』を今週・来週と2回に分けて【グルメ編】、【アクティビティ編】で紹介したいと思います。

 

 


 

 

|日本一の生産量を誇る「鯛」は絶対満喫すべし!

 

愛媛は「鯛」の生産量日本一。そして郷土グルメとして真っ先に挙がるのが「鯛めし」です。愛媛の「鯛めし」は東予・中予地方では、一尾丸ごと焼いた鯛を醤油で味付けした半炊き状態の炊き込み御飯の上に乗せてさらに加熱して食べる“炊き込みご飯”のバージョンと、鯛の刺身をご飯に乗せ特製タレで溶いた生卵と薬味をかけて食べる南予地方の“卵掛けご飯”のバージョンがあります。

 

“炊き込みご飯”のバージョンの「鯛めし」を食べに訪れたのが、松山市の三津浜にある鯛メシ専門『鯛や』(松山市三津1−3−21 TEL:089−951−1061)です。

 

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【お店の建物は登録有形文化財の古民家・森家住宅。風情を感じます】

 

 

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【いただいた鯛づくしの『鯛メシ膳』にお目当ての「鯛めし」(左手前)が。シンプルな見た目に反して、鯛のだしが効いた深い味わいでした】

 

 

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【店舗の2階は「三津浜資料館」。森家所縁の品や三津浜地区の歴史資料が多数展示されています】

 

この「鯛や」のある三津浜地区は、こちらの建物と同様に古くからの漁師町の風情が残っています。他にも古民家を利用したカフェやパン屋などもあるので、町並を散策するのも楽しいですよ。

 

 

 

そして“卵掛けご飯”のバージョンは、宿泊した道後温泉の『ホテル八千代』(松山市道後多幸町6-34 TEL:089−947−8888)でいただきました。

 

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【新鮮な鯛のお刺身の味わいが口の中に広がります】

 

“炊き込みご飯”のバージョンと“卵掛けご飯”のバージョンの「鯛めし」、見た目も作り方も対照的ながら味についてはどちらも甲乙付けがたく、愛媛を訪れたら“どちらも”味わうべきでしょう。

 

 

 

そして、鯛を満喫するのにもう1カ所おすすめのスポットが瀬戸内海最大級の漁港・宮窪漁港にある『能島水軍』(今治市宮窪町宮窪1293−2 TEL:0897-86-3323)。

 

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鯛はもちろん、宮窪漁港で穫れたばかりの魚介をバーベキューで味わえます。

 

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【鯛1尾にサザエ、ホタテ、海老、イカやタコのぶつ切りと新鮮な魚介がこのボリュームで1人前なんと「¥1,500」なんです!】※写真は4人前

 

 

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【贅沢に豪快に炭火の七輪で新鮮な魚介を炙っていただきます】

 

この『能島水軍』は宮窪漁協が直営しているので、魚介の新鮮さと美味しさは折り紙付き。瀬戸内海の潮流を体感しながら“海城”として唯一国の史跡となっている「能島」を訪れるクルージングも体験できますよ。

 

 

 

 

|愛媛の代名詞“みかん”♪ 柑橘グルメもさまざま楽しめます

 

愛媛の果物と聞いて真っ先に挙がるのが”みかん”です。その”みかん”をはじめ、温暖な気候の愛媛ではさまざまな種類の柑橘類が栽培されており、多種多様なグルメがあります。

 

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【いま「ゆるキャラ®グランプリ 2015」で総合トップ(2015年10月25日現在)に位置する「みきゃん」はみかんをモチーフにした愛媛県ご当地キャラ。今回宿泊した『ホテル八千代』には「みきゃん」尽くしの「みきゃんルーム」がありました】

 

 

 

まず紹介したいのが柑橘ジュースの“飲み比べ”。訪れたのは道後温泉の温泉街にある『10 FACTORY道後店』(松山市道後湯之町12−34 TEL:089-997-7810)。¥300で3種類のジュースを飲み比べできるセットがあり、好みの味のジュースを見つけることができます。

 

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【いただいた試飲セットは「河内晩柑」、「果試28号(紅まどんな)」、「ブラッドオレンジ」の3種でした】

 

これから柑橘類の本格シーズンに入るので、ジュースやジャムなどのラインアップも大幅に増えるとのこと。ぜひ冬に訪れたいお店です。

 

 

 

 

また温泉で身体の温まった後に食べたいのが、こちらのジューシーすぎる「みかん大福」。

 

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この「みかん大福」は『みかんの木』(松山市道後湯之町13-15 TEL:089-941-6037)で販売されていたのですが、なんとみかんが1個丸ごと包み込まれた大福なんです。かぶりつくとお餅と白あんとみかんの果汁とが口の中で溶け合って、とっても甘いのに後味爽やかな味わい。お土産にもオススメですよ。

 

 

 

さらに道後温泉のホテル『道後 やや』(松山市道後多幸町6-1 TEL:089−907-1181)では、愛媛の都市伝説(?!)「蛇口からみかんジュース」を発見しました☆

 

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【こちらの蛇口から出てくるみかんジュースは“宿泊客のみ”飲むことができるそうです】

 

 

 

そして、今治で柑橘グルメを満喫するなら『大三島リモーネ』はぜひ訪れていただきたいショップ。

 

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こちらのショップは東京から移住したご夫婦が柑橘農家の傍ら営んでいて、柑橘を使用した自家製のドリンク、ジャム、スイーツなどを取扱っています。

 

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【一番人気のリキュール「大三島リモンチェッロ」。収穫したての無農薬島レモンがふんだんに使用されていて、島の小さな工房で1本ずつ手づくりしているため販売数も限られているのだとか】

 

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【こちらは手づくりの「レモンのさわやかクッキー」。チョコレートがサンドされています】

 

 

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【柑橘類をモチーフにしたかわいい雑貨は、地元の方に依頼して作成してもらっているのだそう♪】

 

しかも、各製品で使用されている柑橘類はすべて無農薬で生産されているそうで、香料や、着色・酸味料などの添加物は、一切使用されていないので、自然の恵みを存分に堪能できるんです。

 

 


 

 

いかがですか? 今回は『絶対訪れるべきスポット』として「鯛と柑橘グルメを満喫できるスポット」を紹介しました。ちょうど柑橘類が本格シーズンを迎える冬に向けて、ぜひみなさんも『愛媛旅』の計画を立ててみてくださいね!!

 

*次回は【アクティビティ編】として、「温泉×アート」の新しい試み、そして「絶景サイクリング」をご紹介します(2015年11月6日公開予定)


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