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【M·A·C秋冬メイクトレンド速報】ポイントは「肌の質感」と「抜け感を演出する色づかい」

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先日閉幕した2015秋冬メルセデス・ベンツファッション・ウィーク東京の「LAMARCK(ラマルク)」のショーでコレクションメイクを手がけたM·A·Cプロチームに密着。キーアーティストのM·A·Cシニアアーティスト・池田ハリス留美子さんに、2015秋冬シーズンのデイリーにも取り入れられる、最新メイクトレンドについてうかがいました。

 

photo:Akihiro Itagaki text :ウエダカナ

 

 


 

 

—透きとおった肌に、目元の大胆なシルバーラメ使いが印象的でした。

 

今回の「LAMARCK」さんのコレクションのテーマが「北欧」なので、“雪”を意識しつつ秋冬のトレンドを取り入れたかったんです。

 

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【M·A·Cシニアアーティスト・池田ハリス留美子さん】

 

 

 

—今年の秋冬のメイクトレンドとは?

 

 

肌の質感は「ベルベット・シアー・マット」です。マットにベタっと塗るのではなく、薄い膜をレイヤーしていくイメージです。そこを意識して肌づくりからメイクのすべてにこだわりました。

 

すこしシャイニーにしたい場合は、ファンデーションを塗らずにニキビを隠す程度にして、その人の骨格や個性を引き出す肌づくりというのがトレンドですね。

 

 

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【塗っているか塗っていないかわからないくらいのファンデーションの量。素肌感を残すミニマムなベースメイクが印象的】

 

 

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【透明なパウダーを扇形のブラシで軽くのせれば「ベルベット・シアー・マット」な肌に仕上がる】

 

 

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【上:M・A・C プレップ プライム トランスペアレント フィニッシング パウダー ¥3,700(税抜)/下:プロ パフォーマンス HD エアブラシ メイクアップ ¥4,800(税抜)】※プロ製品はM·A·C表参道店限定での販売

 

 

 

—アイメイクのポイントも教えてください。

 

範囲をキチッと決めて塗ったり、グラデーションをつくったりというよりも、顔全体がキャンパスと考えて、そこにペイントで描くようなアート感を大事にしました。

 

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【ラインではなく、ざーっとペイントするように自由な感じでのせるのが2015秋冬シーズンのトレンドとのこと】

 

 

 

—カラーでいうと秋冬はこういったシルバーやホワイトがトレンドになってきますか?

 

2015秋冬シーズンのパリコレでもメイクを担当させてもらいましたが、「ペイント スティックス<ピュア ホワイト>」をあらゆるところに使いましたね。質感はすこしクリーミーなものを選んで、それを目元や頬骨など自由にいろんなところに置くのがトレンドでしょうか。

 

口元はバーガンディー、チョコレートカラー、黒、とダークカラーですね。

 

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【ペイント スティックス<ピュア ホワイト> ¥3,300(税抜)】

 

 

 

—そういったトレンドをデイリーに取り入れて楽しみたいのですが。

 

日本の女性のメイクはマットで、塗り込みすぎる印象があります。なので、もうすこし肌の質感を生かすために、ハイライト使うといいですね。ポイントは、自分の顔のどこが一番高いところなのかを確認して、そこにツヤ感のあるものを置いてあげると立体感が出せます。影をつくるのは難しいスキルなので、ハイライトを使って深さを出すと“小顔効果”もありますよ。

 

ホワイトは目頭、粘膜のところにのせるのが一番使いやすいかもしれません。他にも、眼球のカーブの一番上から真ん中にかけてぼかし込んだり、夜だったら頬骨の高いところに入れてもいいと思います。

 

 

 

—最後にメイクのアドバイスをいただけますか?

 

服に季節感があるひとはオシャレだと思うんです。そしてその服に合わせて、メイクにどういう色を選ぶのかというのがポイントになってくると思います。たとえば、ウールや厚手の服に合わせてダークカラーのリップを選ぶのはすごくナチュラルなこと。まっピンクのリップはなかなか選びませんよね(笑)。

 

そしてファッションと同じ感覚で、メイクもドレスアップとドレスダウンのバランスを考えるのが重要だと思います。ハイブランドばかりでかためるのではなくて引き算してコーディネイトしていく。その抜け感がモードやトレンドを演出すると思いますよ。

 


 

気になるメイクアップの舞台裏(バックステージ)およびショー本番(ランウェイ)は、次ページから一気に紹介。ぜひ現場の雰囲気を味わってみてくださいね。


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