可愛らしく、優しいイメージの丸顔さんは「丸みのあるショートボブ」は似合わないと思いがち。でも、今シーズンは思い切ってへアスタイルをショートボブに変えてみませんか? 実はフェイスラインをしっかりカバーできるのでおすすめなんです。いろんなスタイルやアレンジを詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
|ショートボブとは?
ショートボブは、ボブより後ろが短くサイドもあご位までの長さで、前から見た時は丸いシルエットのヘアスタイルです。ショートヘアより、丸みがあるので、短くてもオンナらしさを表現できるヘアスタイルといえるでしょう。
髪の長さが短く、シャンプー、ドライ、スタリングはショートヘア並みに簡単なため、毎日が忙しいという方に、おすすめのスタイルです。
|丸顔さんがショートボブにするメリット
丸顔さんは相手に安心感のある印象を与え若々しく見えますが、一方でそれをコンプレックスに感じる方も少なくないはず。そこで、顔の形を自分の理想に近づけるためのヘアスタイルとしてショートボブがおすすめなのです。
その理由は、丸い輪郭をカバーするために顔周りだけレイヤーを入れたり、前髪の作り方を工夫してみたりなど、いろいろなデザインができるから。それではショートボブにすることのメリットを紹介します。
(1)小顔効果を期待できる
ショートボブはサイドの髪が顔周りを覆うのがスタイルの基本。丸顔のコンプレックスをカバーするためにサイドの髪だけにレイヤーを入れるなど、顔を囲む額縁の役割をしている髪をデザインすると顔の見え方が変えられるのです。サイドのデザインで顔の幅を細く見せることで小顔効果を期待できるでしょう。
(2)丸顔さんこそショートボブが似合う
例えば、四角いものを丸く包むのは難しいですが、丸みをおびたものを丸く包むのは簡単にキレイにできます。そして、丸いものに縦長な形のものをプラスすると、丸い印象が弱まります。つまり、丸顔さんこそ、丸いフォルムのショートボブに仕上げるのは無理が少なく似合わせやすいのです。
|丸顔さんに似合うショートボブアレンジ20選
丸顔さんに似合うショートボブはアレンジの仕方が何通りもあります。前髪の長さやアレンジ、ストレートかウェーブかの違いだけでも印象が変わるので、シーンやファッションに合わせていろいろなスタイリングしてみましょう。それでは丸顔さんに似合うショートボブアレンジを20パターン紹介します。
ショートボブアレンジ(1)ストレートスタイル
ショートボブアレンジの中でも、特にストレートスタイルはシンプルな印象です。地毛がストレートの方なら、シャンプー後に乾かすだけのお手入れいらずでおすすめ。クセ毛の方でも、アイロンやストレートパーマなどをすればOKです。
スッキリとした印象に見えるので、丸顔に似合うスタイルの1つ。また、老若男女問わずウケがいいでしょう。
ショートボブアレンジ(2)ハーフアップスタイル
ハーフアップというのは後ろの髪の上半分だけをアップするスタイルです。
基本は、左右の耳から上の後ろ髪をひとつにまとめた形ですが、色々なアレンジがあります。アップスタイルに抵抗があるという丸顔の方はハーフアップから始めてみましょう。オフィスで仕事に集中したいときにもおすすめです。
ショートボブアレンジ(3)シニヨンスタイル
アップアレンジのシニヨンスタイルはフランス語からきた言葉で、髪を束ねまとめたという意味です。束ねた髪を、お団子の状態にまとめたスタイルを総称して、シニヨンスタイルと呼びます。丸顔の方はアップスタイルに抵抗がある人も多いようですが、フェイスラインを出すことでスッキリ見えます。おくれ毛を出すのも可愛いでしょう。
ショートボブアレンジ(4)毛先無造作スタイル
毛先無造作スタイルは、髪全体をナチュラルにブローして、毛先をアレンジするスタイルです。ボーイッシュになりやすいショートボブですが、毛先にワンカールあるだけで、大人可愛い印象になります。毛先を無造作にすることで軽やかさやこなれ感が出ますが、特に丸顔さんの場合はフェイスラインのスタイリングで軽やかさを出すことで小顔効果を期待できるでしょう。
ショートボブアレンジ(5)切りっぱなしスタイル
切りっぱなしスタイルは、すきバサミを使わずパツンとカットするので、カットラインが線を引いたようなるのが特徴です。
ストレートでもウェーブでもそれぞれパツンとしたラインが出るのでフェイスラインをシャープに見せることができ、丸顔さんに似合います。幅広い髪質の人に向いていますが、特にクセの強い髪質の方はストレートパーマを合わせるようにしましょう。
ショートボブアレンジ(6)厚め前髪アレンジ
厚めの前髪アレンジというのは、前髪の毛量を多めにとって、厚みのある前髪を作るアレンジです。
前髪をつくると単純に顔の面積が減るのでそれだけでも小顔効果を得られます。 前髪の長さによってイメージを変えられるので、自分に合う長さを見つけましょう。
ショートボブアレンジ7:シースルーバングアレンジ
シースルーバングは額が透けてみえるように薄めにカットした前髪のことです。薄くカットするので、髪質は特に選びません。
丸顔さんの場合は少し長めの前髪をシースルーバングにするスタイルがおすすめ。額がうっすら見えることで、顔の縦のラインが強調され、すっきりした印象になります。
ショートボブアレンジ(8)センターパート&ニュアンスパーマ
センターパート&ニュアンスパーマは前髪を真ん中から左右に分けるセンターパートに、ゆるめのニュアンスパーマをかけて完成するスタイルです。センターパートは難しそうですが、ニュアンスパーマでふんわりさせることで、顔がすっきり見えるので、丸顔の方に合います。ニュアンスパーマはハンドブローでも仕上げられるので、お手入れが楽でしょう。
ショートボブアレンジ(9)外ハネ&耳かけ
外ハネ&耳かけのアレンジは、毛先を外ハネにブローし、サイドの髪の毛を耳にかけたものになります。テクニックはあまり必要ないので、スタイリングも簡単。特に丸顔さんの場合は前髪をオールバックにすると、顔がすっきりと見えクールな印象になるでしょう。前髪の長さや、スタイリングで、自分に似合う感じを見つけてください。
ショートボブアレンジ(10)前髪なしのかきあげスタイル
前髪なしのかきあげスタイルというのは、前髪をアップにして、額をみせるスタイルで、適度な前髪の長さが必要です。
前髪を固定しないで、体の動きでふわっと動くニュアンスを楽しむスタイルなので、大人っぽい雰囲気に仕上げたい方におすすめ。スタイリングのポイントはジェルやワックスで、前髪を根元からしっかり立ち上げることになります。
ショートボブアレンジ(11)前下がりスタイル
前下がりスタイルは、頭の形やシルエットがきれいに見えるので、幅広い年齢層の方におすすめできるスタイルです。髪がフェイスラインに沿うスタイルは、丸顔が強調されそうなイメージですが、実は小顔に見せてくれます。前髪のアレンジやパーマによって印象も変わるので、幅広いスタイリングを楽しめるでしょう。
ショートボブアレンジ(12)内巻き&リバース巻き
アイロンなどを使う内巻きとリバース巻きもアレンジの1つ。外側に向かって巻き髪を作ることをリバース巻きといい、外側に向かうウェーブで明るくて華やかな雰囲気になります。一方、内巻きはフォワード巻きとも言われますが、毛先を内側にカールさせるので落ち着いた雰囲気を演出できます。両方の巻き方をミックスさせるスタリングで小顔効果を期待できるでしょう。
ショートボブアレンジ(13)無造作パーマアレンジ
無造作パーマアレンジというのは、しっかりセットしない、ナチュラルな雰囲気を演出するパーマのことをいいます。
スタイル全体がひし形のシルエットになるようにスタイリングするとフェイスラインがスッキリ。強すぎるパーマでは無造作感が出ないので、パーマの強さやウェーブやの大きさなどを、美容師さんに相談しましょう。
ショートボブアレンジ(14)毛先内巻きアレンジ
毛先内巻きアレンジは結婚式やパーティーなど、ちょっと特別なお洒落をしたいときにおすすめ。髪の毛が短めだとヘアアレンジはというイメージですが、コテを使って毛先を内巻きにするだけなのでとても簡単です。毛先を内巻きにすると髪の動きが出しやすくなり、丸顔のフェイスラインをきれいに包むスタイルを作れるでしょう。
ショートボブアレンジ(15)シースルーバング&切りっぱなし
シースルーバング&切りっぱなしというのは、おでこが透けるように前髪を多めに梳き、前髪以外は梳きバサミを使わずに直線でカットしたスタイルです。
清潔感のあるスッキリした雰囲気で好感度UPを期待できるのが魅力。カラーで個性を出し、雰囲気を変えるのもおすすめです。シャープな毛先があごのラインをすっきり見せてくれるのも、丸顔さんにとって嬉しいポイントです。
ショートボブアレンジ(16)センターパート&外向きパーマ
前髪を真ん中から分けるセンターパートにし、他の部分は外向きにカールさせるスタイルです。外向きパーマで毛先の動きが出るので、明るい、元気なイメージにしたい方におすすめです。スタイリング次第では、クールで大人っぽい感じにもなりアレンジの幅があります。センターパートで額が見えるので、丸顔がすっきりみえる効果も期待できるのも魅力です。
ショートボブアレンジ(17)マッシュショート
マッシュショートは頭の形に沿ったコロンとしたシルエットが印象的なスタイル。ショートボブの長さがあれば、十分できるスタイルで、ボーイッシュになりすぎずオンナらしい雰囲気にしてくれるでしょう。頭の形に自信がなくてもカットでカバーできるので安心。サイドの髪を耳にかけたり、前髪を横に流したり、簡単なスタイリングで雰囲気を変えられるのもおすすめポイントです。
ショートボブアレンジ(18)厚めバング
前髪の量を多くして、重めのシルエットにするスタイルです。厚めバングは、小顔効果があり、さらに目元が印象的になる効果があるので、女優やモデルの方々にも人気のスタイル。サイドに流したり、内巻きにしてボリューム出したりなど、前髪のスタイリングで印象チェンジを楽しめます。
ショートボブアレンジ(19)クセ毛風アレンジ
適度なボリュームとふわふわと空気感があるクセ毛風アレンジ。ニュアンスパーマで動きプラスしてふんわり仕上げ、頭全体がコロンとした丸いシルエットになりますので、優しげな雰囲気を演出できるでしょう。
また、トップ部分のボリュームUPにより小顔効果も期待でき、お手入れがラクちんな点も嬉しいポイントです。
ショートボブアレンジ(20)短めウルフカット風アレンジ
ウルフカットとは、襟足を残して、トップからしっかりレイヤーが入ったカットにするスタイルで、自然なハネや軽やかさが魅力。長さがないショートボブでも可能なスタイルです。また、かなりレイヤーが入るので、ストレートの方、クセ毛の方どちらにもおすすめ。お洒落上級者の方、個性的なファッションが好きな方こそぜひトライしたいスタイルです。
丸顔の人がショートボブにするときのポイント3つ
魅力的なアレンジがたくさんあって、丸顔と相性のいいショートボブですが、似合わせに際して押さえておきたいポイントが3つあります。
お似合いのショートボブスタイルを楽しめるように確認しておきましょう。
ショートボブにするときのポイント(1)縦ラインを意識する
ショートボブは、パーマをかけることで毎日のスタイリングがしやすくなります。理想の仕上がりになるよう、自分のイメージをはっきりと美容師さんに伝えましょう。また、自分でスタイリングするときは、前髪の流れやトップのふんわり感など、縦のラインを意識することが大切です。
ショートボブにするときのポイン(2)顎のラインをカバーする
特に「顎のラインの丸みが気になる」という方がは少なくないでしょう。その場合は、サイドの髪を顎ラインに沿わせて、丸みをカバーしながら、シャープに見せるデザインがおすすめです。髪と顔の輪郭を合わせた全体のシルエットがひし形になるように仕上げると、すっきりしたフェイスラインの印象を作りやすいくなります。
ショートボブにするときのポイント(3)耳にアクセサリーをつける
ショートボブは、髪を耳にかけることで雰囲気が変えられます。耳を出すとピアスやイヤリングが目立ちやすいので、ぜひトライしてみましょう。耳のアクセサリーを選ぶ時は、丸いデザインより、顔がスッキリ見える縦長のデザインがおすすめ。また、大ぶりなデザインだと小顔効果がより高まります。
|丸顔さんはショートボブにしてみよう
丸顔と相性のいいショートボブについて紹介しました。コンプレックスも活かし方次第で魅力に変わります。
ヘアスタイルを変えると、今までのファッションも違うイメージで着こなせるので、ぜひ参考に丸顔の良さを活かしたショートボブにトライしてみてくださいね。<top image出典:>
2020/11/13| TAGS: 2020秋冬
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