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「自由」と「旅」は考え方次第

【思考をキレイにする旅の仕方(133)】「自由」と「旅」は考え方次第

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「あなたは子供がいないから自由な旅ができるんですよ!」と怒ったように言われたことがあります。

 

その方は家庭があり、日常に追われ、自由なんてない。当然、旅などする余裕なんてないのだとか。

 

「私が持つことのできない子供と過ごす時間はあるんですよね。それも嫌ですか?」

 

と尋ねました。本当に今の時間が嫌で一人になれば自由になれると思うなら、

 

少々、極端ですが夫と子供と別れるという選択肢もあります。

 

 

 

道徳や倫理との葛藤はあるでしょうが選ぶのは自由です。

 

ただ、一人になったら、また別の何らかの自由ではないものがでてくることは覚悟してください。

 

 

私は自分の置かれた状況の中で楽しむ方法を探ることを考えるようにしています。

 

そうすると次の道も見えやすくなるから。

 

 

 

私の場合、現在、要介護4の母と暮らしています。

 

自治体に相談しながら試行錯誤を重ね、現在は旅の仕事と介護のバランスをとれるようにしています。

 

旅などの仕事に出かける際はショートステイと呼ばれるコンシェルジュ付きのホテルのような施設に預け、

 

それ以外の日は、ほぼ24時間、母と一緒。

 

車椅子で散歩することもあれば、時には映画館や食事に出掛けることもあります。

 

一つひとつの行動は大変ですが、それが今の我々、親子の旅になっています。

 

「自由」も「旅」も考え方次第なのではないでしょうか。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


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