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【インタビュー】パフォーマー・ホナガヨウコさん

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ーご自身の「きれい」へのこだわりや、普段から気をつけてらっしゃることはありますか?
モデルの仕事では表情を重視されることが多いですが、それは「顔」だけの問題ではないんですよね。マッサージなどでも一部だけ循環させたのでは効果が出ないのと同じで、表情も全身から影響する。身体がリラックスした状態じゃないと、表情は柔らかくなりません。だから撮影現場でも身体全体のウォーミングアップしていたりします(笑) 「今日は顔だけの撮影ですよ」って言われても、はじっこで動いてたり……なんだか、動いてないと気持ち悪くて。顔が笑ってても、どこかがこわばっているっていうことって絶対にあると思うんです。
たとえば発想に詰まった時に「ちょっと身体を動かそう」っていうのは、実は理にかなっている。身体を動かす、刺激を与えることで神経にも良い影響が出るものなんです。なので、単純に目に見えるものだけを頑張るのではなく、それを動かす原動力から鍛えよう、と常に意識しています。美容なのに「鍛える」っていう表現は強いかもしれないのですが、私はエネルギッシュに美容を作っていくべきだと思います!

ー力強い!(笑) その考えに至ったのは、どなたかに師事をなさったのですか?
身体についてはすごく興味があって、私はよく医学書や解剖図を見たりするんです。どこに筋肉がついていて、どこに骨があって、という事を自分で勉強しています。マッサージなども自分でやりますが、足の裏に全身の反射区があるのって不思議で面白いですよね、はっきり当たる占いみたいな感じ(笑) 顔の筋肉をほぐすと表情が柔らかくなるというのも事実だし、やればやるほど効果は出ます。身体もほぐせばほぐすほど良い影響が出るんです。エクササイズなどもお手本通りにやるだけではなく、自分の身体に興味を持って行うべき。自分の身体に触れて意識を持つことは、効果の上乗せが期待できるはずです。みなさんにもぜひその意識を持って欲しいですね。

 

*お気に入りの「きれいの逸品」は?

(左)ジョンマスターオーガニック/ヘアワックス
(右)十三や櫛店/柘植櫛

ジョンマスターはシャンプーやコンディショナーなども使っているのですが、この「ヘアワックス」は美容師さんに勧められて。それほどくせ毛ではないんですが、静電気などで少しふわっとしやすいので抑えるために使っています。たとえば旅行や友人の家に泊まったりなど、いつもとは違うシャンプーで髪に合わないことがあっても、これがあればOK。私の髪にはとても合っているみたいです。南国っぽい香りもお気に入りです。そして柘植櫛も愛用中。椿油で磨いてちゃんとケアもしています。普段はノーメイクでいることが多いのですが、そのぶん髪や肌のケアは気をつけるようにしていますね。

 

*profile*

ホナガヨウコ

芝居・舞踏・レスリング・コンテンポラリーダンスを経て、2001年頃から音楽を身体で視覚化するように情景を描き出す「音体(おんたい)パフォーマンス」という独自のスタイルで、数々の舞台作品を手掛ける。その他、ダンサーとしてミュージックビデオへの出演、役者としてTVや映画への出演、ファッションモデルとして広告・CM・雑誌・ショーへ出演するなど、活躍の分野は多岐に渡る。
オフィシャルサイト http://www.honagayoko.com/

☆最近では、デザイナー・木原佐知子(sunshine to you! デザイナー)、料理家・小桧山聡子(山フーズ)とユニット『sunshine山ダンス』を結成。活動第一回目は8/28(火)-29(水)、なんと栃木の森のツリーハウスに1泊2日しての衣+食+ダンスの野外ワークショップ企画!
詳細は公式ウェブサイトにてチェック。

4×5写真展「opaque」レセプションアクト
photo : Kazuki Watanave(4×5 SHI NO GO

 

photo:Hiroshi Mashimo(Studio WINDS)
text :beauty news tokyo


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