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これ、いったい何屋さん?

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こちらの薬局では、コスメのPRを大々的にディスプレイ。日本の薬局のイメージとは全く違う!

 薬局でのコスメ販売額が増えるイタリア。この傾向について専門家は、コスメを買うだけでなく、薬剤師にアドバイスをもらうことに付加価値を感じる人が多いからだと分析。中にはお肌のチェックを無料で受けられる薬局もあるとか。

 世界で最も古い薬局コスメと言えば、イタリアの「サンタマリア ノヴェッラ」が有名だが、現在イタリアの薬局で販売されているコスメはフランス製かスイス製。2009年の売上ランキングを見ると、1位:Vichy、2位:Ales Group、3位:Avène、4位:La Roche Posayとフランスのメーカーが続き、5位にイタリアのIstituto Ganassini(http://www.rilastil.com/)というメーカーがランクイン。

イタリアのメーカー・Istituto Ganassiniのシミ対策用コスメ。ちなみにこの写真、期限切れの薬品を入れる専用ボックスの上で撮影。店頭にこのようなボックスが設置されている薬局が多い。

  写真はIstituto Ganassiniが手がける「Rilastil」というブランドのシミ対策用美容液。パッケージはシンプルで派手さはないが、薬局に置かれていたらいかにも効きそうな印象! 日本同様、薬局の店員は白衣を着用しており、そのイメージが薬局コスメの信頼性をさらに高めているのかも。

 小さい子どもを持つ親や年配の利用者向けに、各種薬品やアンチエイジング製品、育毛製品なども売られているイタリアの薬局。今後、イタリア政府の方針により、薬局が自由化されて数も増えると言われており、薬局でのコスメ市場はますます面白くなりそうだ。

 

cooperation & photo; Studio Esse

text;Maiko Ishita

 


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