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世界最高峰のナイトレースがいよいよ開幕。ちょっと贅沢に愉しむ【F1 シンガポールGP】観戦記(3)

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グルメに観光、ショピングにスパなど、小さな国にもかかわらず見どころ満載で充実の旅を愉しめるシンガポール。このシンガポールは毎年9月中旬になると【F1 シンガポールGP】で1色に染まります。シンガポールのマリーナ地区を舞台に開催される【F1 シンガポールGP】はナイトレース。朝から夕方にかけては観光、そして夜はレース観戦と旅時間を有意義に愉しむことができます。

 

それでは日中の多様な文化を巡ったシンガポール観光に続いて、いよいよ開幕した【F1 シンガポールGP】1日目の模様をお届けします。

 

 

 

|「F1 シンガポールGP」の魅力

 

数ある自動車レースの中でも“最高峰”と称されるF1。「F1 シンガポールGP」はF1初のナイトレースとして2008年に初めて開催され、2018年で11回目の開催となります。マリーナ・ベイ地区にあるサーキットの半分以上は市街地で、コーナーの数も23とF1が開催されるサーキットの中でも最多。また、道幅が狭いため追い抜きがしづらく、市街地の割には高速でレースが争われます。

 

▲スタート後の混乱も記憶に新しい2017年のレースハイライト

 

さらに雨が突然降るなど東南アジアらしく天候が不安定なこともあり、毎年必ずセーフティーカー(事故やトラブルがあったときにレースのペースをコントロールする車)が出動するというエキサイティングなレースとなっています。

 

 

 

|いよいよ「F1 シンガポールGP」が開幕

 

名物チリクラブを堪能した「ジャンボ・シーフード・ギャラリー」の最寄駅「クラーク・キー駅(Clarke Quay)」からサーキットGATE1の「ニコル・ハイウェイ駅(Nicoll Highway)」までMRT(地下鉄)で移動します。サーキットはGAET1~GATE9まで(GATE3はAとB2箇所)計10箇所の出入口があるので観戦パスがあればサーキット内を歩いて移動することもできますが、スピーディーに移動するにはやはりMRTが便利。

 

今回チョイスしたのは少し贅沢に「TURN 3 PREMIER」という席種。GATE1から入ってすぐ右側に進んでいくと入口があります。

 

▲入口でパスを見せていよいよ「TURN 3 PREMIER」席へ

 

この「TURN 3 PREMIER」のパスは2枚セットになっています。1枚は「TURN 3 PREMIER」と席位置が記載されたもの、もう1枚には「AMENITY PACK、SNACK1〜2、DINNER、SUPPER、DRINK1〜6」と記載されています。

 

まずはアメニティーパック(AMENITY PACK)を引き換え。

 

 

中身はミネラルウォーター、おしぼり×3つに耳栓など。引き換え時にAMENITY PACKと記載された箇所にパンチで穴をあけてくれます。

 

▲ドリンクは、アルコール、ソフトドリンク、ミネラルウォーターなどの中から、好きな飲み物を6杯までオーダー可能

 

観戦席は、TURN1、TURN2、TURN3とカーブが連続する場所にあるため、車の動きがストレート部分に比べると減速されているのでマシンの撮影がしやすいのも魅力。

 

 

 

また、ピットレーン出口からも近い場所なので、コースを走ってきたマシンとピットから出てきたマシンの攻防も目の前で見ることができます。

 

 

そして、観戦スタンド後方にもバーカウンターが用意されていて、立ち見ですがここでドリンクや食事を愉しみながら観戦するのもオススメですよ。

 

なお、入口は一緒になりますが「LOUNGE @ TURN3」というパスがないと入れないラウンジもあります。

 

 

ちなみ「LOUNGE @ TURN3」という席種だと、ドリンクは杯数制限なく無料で、冷房の効いた涼しいラウンジ内でスクリーン観戦できます。

 

一番の注目ポイントはトイレがクーラー付きでとても清潔にキープされていること。ほぼ並ばずに利用できるのも余計なストレスがなく嬉しいポイントです(昨年「PIT GRANDSTAND」という席種で観戦したときは簡易トイレかつ長蛇の列で時間もかかって大変でした)。

 

ちなみにF1 シンガポールGPの期間中には「PORSCHE CARRERA CUP ASIA」や「FERRARI CHALLENGE ASIA PACIFIC」も同時開催されていて、毎日15時前後から街中にエンジン音が響き渡り、夜のF1への期待が否応なく膨らみます!

 

そして、F1 シンガポールGPもう1つの楽しみは、各レースの前後に行われるライブ。会場内各ゾーンに1~3つ、合計6つのステージがあり、ゲストのアーティストやDJのライブパフォーマンスを愉しめるのです。ゾーン4にある大きなステージでは夜遅くまでライブが開催されています(金曜日23時50分まで、土曜日23時40分まで、日曜日は24時まで)。思い思いにビール片手に踊りまくり、レースが終わってもまだまだお祭り騒ぎは終わりを見せません。

 

 

毎年フェスさながら各国からたくさんのアーティストたちが出演するのですが、今年は日本からも“SEKAI NO OWARI”が出演していました。

 

 

これにて2日目は終了です。次回は3日目の模様(F1 シンガポールGP2日目&観光情報)をレポートしますので、お楽しみに!!<text:yoko photo:beauty news tokyo編集部>


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