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オリーブと共にある暮らし

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世界第三位のオリーブオイル生産国であるトルコ。その多くを生産しているのが、エーゲ海に面したアダテペ村周辺。長きに渡る産業の発展は、その村に生きる人々の歴史そのもの。深く根付いたオリーブのある暮らしについて、『アダテペ・オリーブオイルミュージアム』主宰、Haluk Yurtkuran氏のお話と共に紹介する。

 

  今年7月下旬に目黒・クラスカの8th Galleryにて行われた、『Adatepe〜オリーブが繋ぐひと・もの・しぜん〜展』。トルコ・アダテペ村で古くから続けられてきたオリーブのある暮らしを、数々の写真と共に紹介していた。

オリーブオイルの交易時に使用された、オイルを入れる壷『アンフォラ』。レバノン、シリアの海岸部より発祥し、紀元前15世紀頃から使用されはじめた。

 

 トルコにある『アダテペ・オリーブオイルミュージアム』は、オリーブの歴史を紹介する博物館。しかし単に古代のオリーブオイル作りの道具や、写真などの展示には留まらない。こちらでは毎年晩秋から春先にかけて「工房」となり、地域の人々と昔ながらの伝統的な方法でエクストラバージンオリーブオイルとオリーブ石鹸を製造している。行程のほとんどが手作りであることは、昔も今も変わらない。

 

 

 


 アダテペ村のオリーブオイルの特長とは >>>

 


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