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ジッパー付きポリ袋を上手に活用する

スーツケース内も“グルーピング収納”で。収納王子直伝の「スマート旅を実現する パッキング術」(4)

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年末年始に向けて海外旅行を計画している方は少なくないと思いますが、長期での旅行となると悩みの種となるのが“荷づくり”。快適な移動をするためにも荷物はできるだけコンパクトにまとめるのが鉄則ですが、洋服にアクセ、化粧品などなど持っていきたいものも多く、どうしてもキレイに収めることができないもの。

 

そこで全4回に渡って収納王子コジマジックさん直伝のスマートな旅行を実現するためのパッキング術を紹介する本シリーズ。

 

▲収納王子コジマジックさん

 

最終回は“スーツケースに収納するコツ”です。早速チェックしてみましょう。

 

 


 

 

収納王子コジマジックさん直伝「スマート旅を実現するパッキング術」(4)

 

衣類や化粧品など“グルーピング収納”してスッキリとまとめた荷物を最終的にスーツケースに詰め込みますが、コジマジックさんによればスーツケース内の収納にもコツがあるそう。一体どのように入れていけば良いのでしょうか?

 

 

|“入れる順番”が鍵。スーツケースも“グルーピング収納”で

 

コジマジックさんによれば、「スーツケースに入れる順番は“重さ”と“強度”を基準にしてください」ととのこと。重いアイテムをタイヤ側(下)、軽いアイテムを持ち手側(上)にするのが基本になります。これはスーツケースを立てた時の荷崩れ予防につながりますし、上が重い物だと下の荷物を潰してしまうことを防ぐ効果があります。

 

また、「フタ側が重いとケースを開くのが大変になるので、衣類などの軽いアイテムをフタ側にするのもコツ」とのこと。つまり、下記のような順番で入れていくのがベストなのです。

 

▲①フタ側の上部…Tシャツなど軽い衣類や小物、②フタ側の下…ジーンズなど重い衣類、③本体の上部…雑貨やお土産など比較的軽い物、④本体の下部…ドライヤー、靴、本などの重い物 ※①〜④の順に荷物が重くなります

 

そして、第1回目で紹介したように、行きは衣類やタオルを入れたジップロックの空気を抜かず、帰りは空気を抜いて、お土産の場所を確保したり、第2回目で紹介したように壊れやすいアクセサリーは種類別に上手に収納して①に入れたりすると、スーツケース内もスッキリとした収納を実現します。さらに旅先で量が増えてしまうパンフレットや領収書などもジップロック を使って仕分けをしておくとスーツケース内にスッキリ収納することができますよ。

 

 

|スマート旅を実現する賢い荷づくりを

 

これまで「スマート旅を実現する パッキング術」として様々なアイディアを紹介してきましたが、やはり旅の荷づくりを上手にする上で鍵となるのが目的別・用途別・アイテム別でパッキングする“グルーピング収納”です。

 

 

それを実践するだけで荷物がスッキリするだけでなく、忘れ物を防げたり、スーツケース内のスペースを有効活用できたり、必要なものをすぐに取り出せたりとメリットいっぱい! そんな“グルーピング収納”には、大きさや厚さなどサイズ展開豊富で荷物や用途に合わせた荷づくりを可能にする「ジップロック」をぜひ賢く活用してみてください。

 

 

また、ジップロックを旅の荷づくりに使用しておくと、第3回目で紹介したように荷物の水濡れ防止になったり、洗濯の際に利用できたりといった水周りの悩みごとの解決にもつながります。それではバッチリの荷づくりで楽しい旅にお出かけくださいね!<text:本田香 監修:収納王子コジマジック 写真提供:旭化成ホームプロダクツ株式会社>

 

※「ジップロック」「イージージッパー」「スクリューロック」は旭化成ホームプロダクツ(株)の登録商標です

 

 

【収納王子コジマジック(一般社団法人日本収納検定協会 代表理事 小島弘章)】プロフィール

片づけ・収納・住まいに関する確かな知識と実績を持つプロフェッショナルでありながら、松竹芸能で25年の芸歴を積んだ、主婦層に圧倒的な支持を受ける男性ライフスタイル系タレントのパイオニア的存在。収納に”笑い”を取り入れたセミナーが話題となり、年間講演依頼数は200本以上、著書・監修本は累計35万部を超える。“収育”を理念として掲げた一般社団法人日本収納検定協会を設立し、お片づけを楽しむ検定「収検(収納検定)」をスタートさせる。公式サイト:http://shu-ken.or.jp/


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