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　ジュリアちゃんの主張に賛同する人々から集まった署名は、ネット上の呼びかけにより51,000件を突破したという。たった一人の女の子の行動が、新聞、テレビなどの主要メディアも巻き込んで注目を浴びることに。これに対して『セブンティーン』側は、アポなしで抗議デモにやってきた女の子たちを編集部に招き入れ、女性編集長のAnn Shoket氏が自ら話し合いに応じたそう。さらには「ジュリアのような女の子こそ私たちが読者に伝えたい理想の女の子」という歓迎っぶりだったそうだ。

　話し合いの結果、編集部が細身を重視しているわけではないこと、個性豊かな女の子たちの魅力を伝えたいと日々尽力していることなどに理解が得られ、和解。最後にはジュリアちゃんと編集長のツーショット写真まで撮影された。これは日米の文化の差をも感じさせる出来事と言えそう。日本の女の子たちも、雑誌から多大な影響を受けているはず。時にはジュリアちゃんのように、自分が何を感じるかに耳を傾けて、雑誌やテレビの情報とうまく付き合うことが必要ではないだろうか。

画像編集ソフトでモデルの写真を加工することにNOを訴える気持ち、判るかも！

cooperation & photo; りばてぃ

＊profile＊
ニューヨーク在住の有名ブロガーでマーケティング・コンサルタント。
ニューヨークならではの最新トレンドや興味深い事象を、独自の視点で綴るブログ「ニューヨークの遊び方」の作者。

text；Maiko Ishita