スマホの使用やパソコンでのデスクワークなど背中を丸めて前傾姿勢になっている時間が長く続くと、肩が前にずれ内側にねじれた”巻き肩”と呼ばれる状態になってしまいます。この状態は猫背や垂れ胸になってしまう原因の１つ。そこで今回は巻き肩を予防するために実践したい、寝る前３分行うだけでOKの簡単ストレッチを紹介します。

 

 

 

｜バストラインを整える「巻き肩予防ストレッチ」

 

巻き肩の状態を予防するためにアプローチすべき筋肉が「烏口腕筋」「小胸筋」「上腕二頭筋」の３つ。この３つの筋肉を同時にストレッチできる方法がこちらです。

 

 

（１）ベッドやソファーを背にして、背中を真っ直ぐにして座る

 

 

 

（２）両腕を後ろに伸ばす　※片腕ずつ行ってもOK

 

【このとき、お尻が前に出て背中が反ってしまわないように真っ直ぐの状態をキープすることがポイント。片腕ずつ行う場合は、体が横にズレないように注意しましょう】

 

 

 

（２）の状態をゆっくりと息を吐きながら30～40秒キープし、これを3セット行います。

 

 

 

巻き肩を解消することで、上半身のボディラインだけでなく、バストの形崩れも防げ、美人オーラをまとえます。１日の疲労回復にも役立ちますから、ぜひ入浴後や寝る前の日課にしてみてください。

 

 

photo：Akihiro Itagaki　ストレッチ監修：上田夕子（Dr.ストレッチ銀座二丁目店）