special reportスペシャルレポート

世界遺産への登録も間近!マングローブの原生林も楽しめる【鹿児島・奄美大島】の旅

Twitter
LINEで送る

 

奄美群島は、主に8つの有人島から形成されています。その内の、4つの有人島へ行く際の拠点としても使えるのが奄美大島です。

 

 

南側には与路(よろ)島・請(うけ)島・加計呂麻(かけろま)島の3つの島が浮かんでいて、南部の古仁屋(こにや)港からアクセスが可能。さらに、東側の海には喜界(きかい)島もあり、奄美大島は周辺の離島へ行く際の拠点としても利用しやすい場所なのです。

 

 

その中でも加計呂麻島は、奄美大島の南部から大きく見えているくらい近く、日帰りでも手軽に行ける絶景島ということで大人気。奄美大島ほど町が栄えているわけではないので、不便さは少しありますが、その分手付かずの自然が至るところに残っていて、のんびりと楽しむには最適の場所と言えるでしょう。奄美大島とは一味違う、小さな島ならではの良さがあるので、その魅力を比較して楽しむ旅程もおすすめです。

 

 

世界遺産に登録されるほどの貴重な生態系を持つ奄美大島ですが、島の中心街はかなり栄えているため、便利さと豊かな自然のバランスが良い旅先です。

 

 

高級な織物として有名な大島紬(おおしまつむぎ)などの伝統工芸や、奄美の自然をこよなく愛した日本画家「田中一村」の美術館など、文化的な見どころもいっぱい。できるだけ余裕のある長めの日程で、奄美大島の魅力を存分に味わう旅に出かけてみてくださいね。<text&photo:岡本大樹>


前のページへ

1 2 3

border