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【思考をキレイにする旅の仕方(261)】映画「ノマドランド」から考えるキャンピングカーの旅

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コロナ禍ということもあるのか、キャンピングカーの旅が人気らしい。

 

 

キャンピングカーで移動しながら生活する高齢者を描いた映画「ノマドランド」。

 

主人公は企業の破綻で住居も失い、

 

亡き夫との想い出を詰め込んだキャンピングカーで移動しながら

 

現代のノマド(遊牧民)生活を送る様は、

 

原作がノンフィクション作品だからか、

 

それともAmazonや飲食店など、実在の場所で働くシーンが登場するからか、

 

実際、キャンピングカーでノマド生活を送る人たちを俳優として起用していることもあるのか、

 

画面からリアリティがぐいぐい押し寄せてきました。

 

私自身が高齢者に向かっているからかもしれないけれど。

 

 

ひとり旅には、計り知れない解放感はありますが、

 

長いひとり旅になると特有の心細さや虚しさを感じることがあります。

 

それを台詞もなく、映像から伝わってくるところに監督や女優の力も感じました。

 

 

人生100年時代。

 

機会があれば、海の家、スキー場、農作業手伝いなど、

 

高齢者として働きながらの旅企画を選択肢の1つとして考えていた私の能天気さに

 

喝を入れられた気がします。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


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