newsニュース

漆黒から生まれる官能

Twitter
LINEで送る

広告ビジュアルの監督、撮影は『Alejandro』のミュージックビデオを手がけたスティーブン・クライン。もちろんモデルはガガ様。かなり、ギリギリ!

ボトルデザインは『Born This Way』のジャケット等を手がけたニック・ナイトとコラボ。フタの部分をボトルの底にしても自立するため、また違う印象のオブジェとしても。

 この『LADY GAGA FAME』はフランスの老舗香水ハウス、コティ社と共同で開発。何よりも特徴的なのは、この液体が漆黒であるということ。米国特許出願中の最新技術により、空気に触れると透明に変化する。商品作りにおいてガガ自身が一番こだわったという『ブラック トゥー クリア』は、フレグランス界の常識をはるかに凌ぐ画期的イノベーション。かつて存在したことのないブラックオーデパルファムなのだ。

 

 香りの表現も特徴的。元来、香水はトップ、ミドル、ラストというノートの階層で構成されるもの。しかしFAMEは”プッシュープルテクノロジー”と呼ばれる構造。素材が相互に作用し合い、香りのピラミッドではなくそれぞれのノートの異なる側面を同時に強調し合う。これにより、肌にのせた段階から香りが真の変化を遂げるという。

 リッチなフローラルとフルーティーの要素を感じるフレグランスに、18世紀以来、取り憑かれた美しい女性たちが使っていたとされる死に至らしめる毒性を持つナス科の植物・ベラドンナにインスパイアされた香りがプラス。ガガはこの特別な香りについて、「FAMEはダークな心を持った美しい可能性なの」と表現している。

 

 オモハラの森が漆黒に!? >>> 

 


前のページへ 次のページへ

1 2 3

border