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生理前の“爆食”を止める方法って? 今すぐできる【PMS過食のセルフ対策】3つ

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どうして生理前は食べ過ぎてしまうのでしょうか? これには女性ホルモンである「エストロゲン」「プロゲステロン」が大きく関わっています。

 

排卵から月経までの「黄体期」と呼ばれる期間には、食欲を抑制するエストロゲンの量は減り、食欲を促進するプロゲステロンの量が増えます。そのため、食欲が抑えられなくなるのです。なお、プロゲステロンには、妊娠に備えてエネルギーをためようとする特徴があるため、食欲が増してしまいます。

 

 

 

|無理なくできる。PMS過食のセルフ対策法3つ

 

ただでさえ体調が安定しづらい生理前。無理をせずにPMS過食の対策を行うことが重要です。ここからは、簡単にできるセルフ対策法を3つ紹介します。

 

 

(1)食欲を抑えるツボを押す

 

からだにはさまざまなツボがあり、なかには食欲を抑えることができるツボも存在します。

 

 

PMS過食を抑えるためにおすすめのツボは、「神門(しんもん)」と「飢点(きてん)」です。神門は耳の上側の、軟骨のくぼみにあるツボで、飢点は耳の内側にあるツボのことを指します。

 

 

(2)ヨガなど軽い運動をする

 

生理前はメンタルが安定せず、鬱屈とした気分になりがちです。ヨガなどの軽い運動をすると、ストレスが解消され気持ちが前向きになり、ストレスを食欲にぶつけずにすみます。ここで重要なのは、あくまでも「軽い」運動にとどめておくことです。無理をし過ぎると新たなストレスを生み、過食が進んでしまう恐れがあります。

 

 

(3)「まごわやさしい」食材を意識する

 

ホルモンバランスが乱れがちな生理前は、バランスのいい食事を摂ることが必要です。PMSにより食欲が増えた勢いで甘いものばかり食べ過ぎてしまうと、血糖値が一時的に急上昇します。血糖値が安定しないとイライラや不安が加速するため、さらに過食に走ってしまう、という悪循環に陥ります。

 

そこで、血糖値を抑えることができる「まごわやさしい」食材を意識して取り入れることをおすすめします。「まめ」「ごま」「わかめ」「やさい」「さかな」「しいたけ」「いも」の頭文字で「まごわやさしい」です。これらの食材を積極的に摂取し、バランスいい食事を心がけましょう。

 

|PMS症状を緩和する漢方薬を服用するのもおすすめ


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