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【思考をキレイにする旅の仕方(345)】1つ前、1つ先の駅で降りるだけでプチ旅気分

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通いなれた駅の1つ前の駅、もしくは1つ先の駅で降りることがあります。

 

1時間ほど時間が空いた時が多い。そこから歩いて目的地に向かうのです。

 

 

たとえば先日は、名古屋は東山線の新栄駅でした。

 

隣の栄駅は、よく利用しますが、新栄駅で降りることはありません。

 

 

歩くのは約10年ぶり。

 

日本在住の外国人の店を巡る旅をしていた頃、名古屋で選んだ店が新栄でした。

 

犬鍋を食べさせてくれる中華料理店を紹介していただいたのです。

 

日本でも戦前まで残っていた犬食文化について調べ、

 

入るのに勇気がいるような店構えで、

 

店員はもちろん、客も全て中国人だけだったなぁ。

 

スマホで再度、場所を確認し、当時を思い出しながら、店まで歩いていくと、

 

改築され、店名は同じだけど高級店のような店構えになっていました。

 

 

店の前を通り過ぎて散策を続けると、

 

すれ違う2人組の会話も中国語、

 

マンションなど建物のデザインも日本っぽくなく、

 

ベランダに干す洗濯物からも、どこか外国の香りを感じ、ワクワクしてきます。

 

 

古い銭湯も見つけました。

 

時計を見ると、入浴する時間はありそうなので、「外国人」を期待して入ってみることに。

 

意外にも脱衣所は若い日本人男性3人組。

 

腰にタオルを巻いて、椅子に座り、スマホに夢中でした。

 

前髪の垂らし具合に、夜の雰囲気を感じます。

 

新栄は歓楽街としても知られ、歩いている途中、ホストクラブの写真入り看板も見かけました。

 

 

浴場の手前に別室の小さなサウナがあり、

 

サウナに入って、浴場の一番手前にある水風呂に入り、

 

その後、脱衣所で休むのが、この銭湯のサウナスタイルらしい。

 

たった1駅を歩くだけでも、こうしたプチ旅気分を味わうことができるんですよね。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/


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