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肌に溶け込む血色感で骨格矯正を。2016秋冬の最旬チークは“パウダレス”がポイント

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資生堂『マキアージュ』のTVCMや広告のメイクを担当、『東京ガールズコレクション 2016 A/W』でメイクを監修した資生堂ヘア&メーキャップアーティスト・向井志臣さんが挙げてくれた、2016秋冬メイクの最旬トレンドキーワードは、

 

「ライトマット肌」「パウダレスチーク」「ナチュラルアイズ」「赤リップ」

 

の4つでした。前回のベースメイク「ライトマット肌」に続き今回は「パウダレスチーク」について解説していただきます。

 

 

 

|溶け込む血色感で骨格矯正を実現する「パウダレスチーク」

 

「パウダレスチーク」のポイントは、しっかり効かせるのではなく、自然な血色感を出すこと。ナチュラルさを演出するためにも、血色感に近いカラーで骨格に沿って溶け込むように馴染ませます。

 

そこでおすすめなのは“クリームタイプ”のチーク。じゅわっと自然な血色感が出やすいのと、粉なっぽさが出ないところがトレンド感を出すのにぴったりなので今シーズンのマストハブと言えるでしょう。

 

 

 

【How to Make-up】

 

チークの馴染ませ方は、

 

(1)指で馴染ませる (2)チーク用ブラシ (3)スポンジ

 

とありますが、基本どのやり方でもOKです。ただ個人的には(1)の指で馴染ませる方が、色味の出し方、調整、ニュアンス感が出しやすくなるのでオススメです。ぽんぽんと指先で自然な血色が出るぐらいまで馴染ませましょう。

 

またカラーはナチュラルなコーラル色が肌馴染みも良く、今シーズンらしい仕上りになります。

 

th_パウダレスチーク_01

【使用製品:インテグレート メルティーモードチーク RD382

 

 

 

仕上りがこちらです。

 

 

th_パウダレスチーク_02

 

2016秋冬メイクは “全体のバランス”が非常に大切になってきましました。これまでは主役の扱いだったチークが、一歩下がってリップやアイメイクなど他のメイクを引き立たせる役割に変化してきています。前回解説した「ライトマット肌」と同様に、チークにおいても大事なのは“抜け感”です。

 

今回紹介した「パウダレスチーク」は骨格矯正効果があるとは言えシェーディングとは真逆で、“あくまで脇役”ということを心に留めてぜひ実践してみてくださいね。

 

>>次回は「ナチュラルアイズ」についてお伝えします。

 

 

text & model:麗子 photo:Akihiro Itagaki メイク監修:向井志臣(資生堂) 衣装協力:MURUA


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