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KIREI FILE 07 神崎 恵

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ーメイクレッスンでは特に、流行を捉えることも重要だと思うのですが、神崎さんはどのようにしてトレンドを把握するのですか?
 新作コスメの発表会に呼んで頂く機会も多いので、そこでお勉強もしますが、実は昔から月に2回は百貨店巡りをしているんです。例えば「今日はこの百貨店!」と決めたら、朝からコスメカウンターのある売場を端から練り歩く(笑) これから何が発売される予定なのか、実際に何が一番売れているのかをお客様のフリをして聞いてまわるんです。もう私がお客さんじゃないって事はバレてるんですけどね(笑)
 ブランドの売りたいものと、実際に売れているものは違ったりします。だから新たなカラーが出てもやっぱりベージュのパレットがずっと人気だとか、何年経っても売れ筋のアイラインが存在するんです。それはリアルな売場だからこそわかるものですよね。

ー百貨店ブランドでもそういう傾向なんですね……。しかし、その「実地調査」はスゴイ!
 百貨店だけではなくて、ある時は1日ショッピングセンターにあるセルフカウンターに行くことも。30代のお子さんのいるママは、だいたい何アイテム、どういう色を購入しているかというのを見るんです。そうやって自分の目で確かめているので、生の現場を捉えているという点では自信があります!

ーその情報収集にかける情熱、素晴らしいです! もともと美容がお好きなんですね。
 「美容オタク」なんです(笑) 「良い」といわれているものが実際はどうなんだろう?っていうのが昔から気になっていて。本当に良いのかどうか、買いあさってとにかく自分で試してきました。

ーそれって、かなりお金……かかりますよね??
 かなり頑張ってきました! でもうちは母も美容好き。幼い頃からそういう母を見てきましたから、私ひとりで投資してきた訳ではないんですが(笑) 
 あとは「女の子オタク」なんです、昔から女の子を見るのが好き。街や電車できれいな女の子を見るのがとにかく好きなんですよね。何がその人のきれいを作っているんだろう、って思いながら見ちゃいます。メイクだけでなく、ヘアスタイル、ファッション、脚……きれいの種類は人それぞれですよね。「深いなぁ、女の子って」って思いながら(笑) ポイントさえ抑えれば、世の中の女の子はみんなきれいになれるんじゃないかな……と、日々研究しています。

 

  神崎さんの「きれい」は何でつくられる? >>>

 


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