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おしゃれなだけじゃない!キュンとくる女の子映画の決定版『ひなぎく』の上映決定☆

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 岡崎京子、小泉今日子、野宮真貴、カヒミ・カリィ、まつゆう*などなど、アートやファッションに敏感な女性達が「大好きな映画」と絶賛する女の子映画の決定版『ひなぎく』が2014年5月10日より上映される。

 1960年代のチェコで製作された『ひなぎく』は、金髪のボブにひなぎくの花輪をのせた姉、こげ茶の髪をうさぎの耳のように結び、レースのショールをまとった妹の2人が主人公。

 作品中のファッション、ポップで奇抜なインテリアは約50年前に製作されたとは思えない新鮮さで、現代にも通じる「かわいい」が満載だ。

 2人は男たちに食事をおごらせ、嘘泣きの後、笑いながら逃げ出してしまう。牛乳のお風呂に入り、グラビアを切り抜き、部屋の中で紙を飾って燃やしてしまう。

 

◆岡崎京子(マンガ家)(1995年のコメント)
「2人の女の子。2人はこの世の無用の長物で余計ものである。そのことを2人は良く分かっている。役に立たない無力な少女達。だからこそ彼女達は笑う。おしゃれする、お化粧する、男達をだます、走る、ダンスする。遊ぶことだけが彼女達にできること。愉快なばか騒ぎと絶対に本当のことを言わないこと。それが彼女達の戦闘手段」

 

◆野宮真貴(ミュージシャン)(2000年のコメント)
「この映画のふたりの女の子は何だか涙が出るほど自由に生きている。可愛い服を着て、おいしいものをご馳走してもらって、ダンスをして、いつも笑って…。『ひなぎく』ほど悲しいくらい美しい映画は他にはないと思う」

 

◆まつゆう*(クリエイター/ブロガー)(2014年のコメント)
「可愛いと思わないところが見つけられない!レトロでロリータキュートな女の子の鉄板ムービー」

 

 色ズレやカラーリングなどの映像処理や音楽など、アート的にも楽しめるこの作品。この機会にスクリーンでぜひ堪能してほしい。

 

『ひなぎく』(Sedmikrasky/’66/カラー/チェコ・スロヴァキア/75分)
監督:ヴェラ・ヒティロヴァー 原案:ヴェラ・ヒティロヴァー+パヴェル・ユラーチェク 脚本:ヴェラ・ヒティロヴァー+エステル・クルンバホヴァー 撮影:ヤロスラフ・クチェラ 美術:エステル・クルンバホヴァー+ヤロスラフ・クチェラ 衣装:エステル・クルンバホヴァー 音楽:イジー・シュスト+イジー・シュルトゥル 出演:イヴァナ・カルバノヴァー(マリエ1役)/イトカ・ツェルホヴァー(マリエ2役)/他
copyright ©:Bonton a.s.

・上映スケジュール
2014年5月10日(土)~16日(金)、24日(土)〜30日(金)
レイトショー(連日21時上映)

・料金
一般・大学・専門学校生:1300円  高校生・シニア・会員:1000円
※リピーター割引あり(入場券の半券提示で一般・大学・専門学校生1300円より300円引きで1000円に)

・会場
シアター・イメージフォーラム(自由席・定員入替制/整理券制)
http://www.imageforum.co.jp
※神戸アートビレッジセンター(神戸)、京都みなみ会館(京都)、シネ・ヌーヴォ(大阪)、名古屋シネマテーク(名古屋)、シアターキノ(札幌)で5~6月、順次上映予定

『ひなぎく』公式ホームページ
http://hinagiku2014.jimdo.com/
【配給】チェスキー・ケー  【協力】CZECH CENTRE TOKYO、チェコ蔵(CHEKOGURA)

 

《同時特別上映 イジー・バルタ傑作短篇アニメーション》
『ひなぎく』と同時にチェコアニメーションの新たな巨匠イジー・バルタ監督の初期の傑作短篇も上映。バルタ短篇作品は日本での最終上映となるそうで、こちらも要チェックだ。
※上映作品ならびにプログラムは映画『ひなぎく』公式ホームページにて

 

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