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飛散量がピークに!あらためて確認しておきたい「花粉症対策」のキホン

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花粉症の原因となるスギ・ヒノキ花粉は、 地域差も多少ありますが、まさに今飛散のピークを迎えています。 花粉症の人に辛いこの季節を少しでも過ごしやすくするために、 花粉症対策を改めて確認しておきましょう。

 

 

 

|まだ症状が出ていない人のための「予防策」

 

(1)規則正しい生活習慣を心がける
花粉症の発症や症状の悪化には、生活習慣の乱れによる免疫機能の異常が影響するといわれています。 日頃から「睡眠をよくとる」「規則正しく生活する」「適度な運動をする」などを心がけ、正常な免疫機能を保つようにしましょう。 また、鼻などの粘膜を正常に保つために「風邪をひかない」「たばこを吸わない」「過度の飲酒をしない」ことも大切です。

 

(2)悪化する前に「初期療法」を実践
毎年、花粉症の症状が出ている人は花粉が飛び始める前から抗ヒスタミン薬などを服用する「初期療法」という早めの治療法があります。完全な予防にはなりませんが、 症状が出てから治療を始めるよりも症状を軽減し、治療期間が短くなるなどの効果が期待されます。

…花粉症の治療法は各自の体質や症状にあったものがあるため、 医師とよく相談して自分に合った治療方法を選んでください

 

 

 

 

|すでに症状が出ている人のための「悪化を防ぐ」3つのポイント

 

花粉症を予防・軽減するには、 体に侵入する花粉をいかに少なくするかが重要になります。外出時や帰宅時、家の中で過ごす際には、 以下の3つの点に心がけましょう。

 

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(1)花粉を付けない
外出時はマスクやメガネを着用するなどして、吸い込む花粉の量を減らしましょう。 その上でウールなどの花粉が付着しやすい衣類は避け、綿やポリエステルなど花粉が付着しにくい衣類を選びましょう。 また帽子をかぶることでも、頭や顔への花粉の付着を減らすことができます。

 

(2)花粉を持ち込まない
外出先から帰ったら、衣類や髪の毛などに付着した花粉をよく落としてから家に入るようにしましょう。また、うがいをしたり、顔を洗ったりすることで、のどや顔に付着した花粉も洗い落とすことができます。さらに鼻から生理食塩水などを注入する「鼻うがい」や目を洗うことも効果的ですが、 その際は粘膜を痛めないように注意しましょう。

 

(3)こまめに掃除する
室内には、衣類や髪の毛などに付着した花粉が持ち込まれたり、窓から入ってきたりして、 たくさんの花粉が残っていますので、こまめに掃除機をかけて室内の花粉を減らしましょう。 また部屋の換気をする際は窓を全開にせず、極力短時間にするよう心がけましょう。

 

 

 

環境省の発表によれば、今春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年と比べて一部地域に「やや少ない」があるものの、全国的には「並」「かなり多い」と予測されています。しっかり予防と対策をして、少しでも症状を軽減できるようにしましょうね!!

 

 

*花粉の飛散時期、飛散量などについては環境省のホームページをチェックしましょう*

環境省「花粉情報サイト」▶︎ http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/ 

 

 

参考:政府広報オンライン お役立ち情報「環境省の花粉情報をチェックして早めの治療と日常生活の対策に役立てよう」


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