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「推し活」にあこがれている理由【毎日が変わる片づけのワザ(120)】

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推し、がほしい。最近そう思っています。親しくしている人たちがそれぞれ、飛行機、BTS、SnowMan、宝塚、吉沢亮さんなどの推し活をしているのですが、その話を聞いていると、わたしまでワクワクして元気をもらえるような気がします。この前は、転職してさらに活躍されている昔の上司が横浜流星さんの推し活をしている様子をFacebookで見かけて、なおさら「推しはみんなにとって必要」という気持ちになりました。

 

目をキラキラさせながら推しの魅力を話したりSNSに投稿していたり。その様子が素敵で、いいなあ、とっても楽しそう! とうらやましくなってしまいます。そして、推しがいると、どうやらいくつもいいことがあるようなのです。

 

・コンサートやイベントなど「推しに会いに行く」ために移動するので体力がつく

→平日は仕事、週末に弾丸で国内あちこち飛び回り、コロナ禍前は国外へも。かなりハードです。
なかには「推し活するために、体を鍛えている」と言っていた人もいました。

 

・推しがいると気持ちに張り合いがあり、仕事や家事も頑張れる

→わたしも、楽しみにしているドラマの放送日を目指して仕事を頑張ったり家事を終わらせたりしているので、この気持ちがもっと強くなったらさらに頑張れるのかも、と思います。

 

・推しの動画を見るなど、日々にも楽しみができる

→「推しの動画をみてたらやめられなくて寝不足」と言っていた友人がいて、そこまではまれるものがあるっていいな、と思いました。(わたしは常に睡眠最優先です…)

 

・推し活を通じて友だちができる

→推し友と新たに知り合ったり、同じものを好きな人と話したりするのは、とっても楽しいだろうと思います。

 

先日、職場の同僚となぜかウイスキーについて話していたところ、3人とも周りにそこまでウイスキーが好きな人がいなかったこともあり、大いに盛り上がりました。推しについて話すって、こんな感じなのかも…! とはいえ、「ウイスキーを推す」のはちょっと今回の目的とは違う気がします。わたしはまず、人を推したい。

 

「推し」=「心を燃やす」ものがあるっていいなぁ、と思います。推しがいた方が毎日が、そして老後が絶対楽しくなりそうです。

 

おそらくわたしは、「推しに心をもっていかれすぎると自分が冷静でいられなくなる」ことが、どこか不安なのだと思います。
さらに、今のこの生活の中に、推し活をする時間がはたしてあるのか? ともつい考えてしまいます。わたしよりはるかに多忙な人たちが推し活にはげんでいるのを見ると、「うん、絶対(その時間)あるな」とは思うのですが…。

 

「推し」まではまだいかないけれど「かなり好き」な歌手や俳優さん、芸人さんなどはいます。でも、あえて「うっすら好きでいる」ようにしています。具体的には、その推しが結婚したり熱愛発覚したりしてもショックを受けないくらいの距離感を保っているような感じ。

 

時々、俳優さんやアイドルなどの結婚報道に、SNS上で祝福の声とともに悲しみの声があふれることがあります。そんな風にショックを受けたり心を持っていかれてしまうほど誰かを推すことが、こわいのかもしれません。あんなに素直に「推しが結婚したので明日は仕事休みたい」と言えるくらい推せるのって、いいなと思います。

 

わたしもいつか、冷静さを欠くくらい推しにはまってみたいです。今さらではありますが、いつかストン、と沼に落ちる日を楽しみに、まずは推しを探すことからはじめてみようと思います。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke


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