special reportスペシャルレポート

面白いアクティビティが充実。【OMO5金沢片町 by 星野リゾート】で金沢をもっと知る旅を

Twitter
LINEで送る

星野リゾートの街ナカホテル「OMO(おも)」に泊るなら、間違いなく参加しておきたいのが「ご近所ガイド OMOレンジャー」の案内する「Go-KINJO(ご近所)」ツアーや館内でのアクティビティ。【OMO5金沢片町 by 星野リゾート】では、金沢の街や文化に触れる楽しい体験を用意します。

 

|「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」

 

OMO5金沢片町の目玉といえば、OMOレンジャーの案内で巡る無料の「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」。普段は観光客で賑わう美術館も、人の少ない朝イチに見学するのがこのツアーのウリです。館内の一部は無料で楽しめる交流ゾーンになっていて、金沢21世紀美術館の歴史やコンセプトを聞きながら、その魅力を知ることができるんです。

 

ツアーは前日の22時までに予約が必要です。現地解散になるので、入館料を払えばそのまま展覧会ゾーンを鑑賞できます。

 

▲人の少ない時間に美術館のフリーゾーンを散策 <画像提供:OMO5金沢片町 by 星野リゾート>

 

コンセプトは“公園のような美術館”。ガラス張りの円形の建物には出入口が4か所あって、表と裏の概念がありません。公園にいるような感覚で、気軽に体験。不思議な気持ちになる美術館です。

 

▲球体のパビリオン「まる」

 

美術館の10周年を記念して作られたオブジェ「まる」。球体が集合した不思議な形ですが、背景に建物がどんなふうに写り込むのかまで考えて造られています。いろいろな角度で見たり写真を撮ると、見え方が変わって面白いんです。

 

▲「まる」の中で撮影すると一風変わった写真が撮れます

 

▲横一直線の椅子も、他ではありえない長さです

 

館内に置かれた様々な形の椅子もアートです。全ての椅子には愛称があり、座り心地を試すこともできるんです。

 

▲ヤン・ファーブル『雲を測る男』 <画像提供:金沢21世紀美術館>

 

1961年のアメリカ映画『終身犯』で、監獄に入れられた主人公が研究の自由を奪われ「これからは何をして過ごすのか」と問われると、「雲でも測って過ごすさ」と応えたシーンから着想を得た作品です。人の持つ無限の可能性が感じられました。

 

▲色彩がカラフルでフォトジェニックな壁画

 

金沢21世紀美術館の開館に合わせて来日した作者が、加賀友禅からヒントを得た壁画です。置かれたロッキングチェアも壁画の一部分を切り取った絵柄で、どの部分か探してみるのも楽しみ方のひとつ。椅子に座ると『雲を測る男』がよく見えます。

 

▲ジェームズ・タレルの「ブルー・プラネット・スカイ」

 

こちらも無料で体験できる穴場スポット。何もない部屋に見えますが、天井が正方形に切り取られ、朝から夜まで変化する光や気温を体感しながら、普段は気づかない知覚を呼び覚ます作品です。曇り空のこの日は、ただ真っ白なだけの無の世界に見えました。

 

▲SNSでカワイイ写真が撮れると人気のフォトスポット

 

ラビットチェアは、撮影するのに順番待ちをするほど人気ですが、朝イチなら人もまばらで撮影し放題です。

 

▲屋外展示も見逃せない

 

美術館の周囲に広がる芝生広場にも様々な作品が展示されています。オラファー・エリアソンの「カラー・アクティビティ・ハウス」は、シアン、マゼンタ、イエローの3原色のアクリルボードを、渦巻き状に並べた作品。立つ場所や見る人の動きによって、周囲がちがう色に見えます。実際に入ってみると、なぜか不思議な感覚になる体験型の作品です。

 

|加賀の茶の湯に触れる「生らくがん作り体験」


次のページへ

1 2

border