what's cool最旬トレンドコラム

仕事で家事が…家事で仕事が…“できないループ”から抜け出す【毎日が変わる片づけのワザ(18)】

Twitter
LINEで送る

 

新型コロナウイルスの影響がまだまだ続いている中、みなさんはどのように仕事や家事などをこなしていらっしゃるでしょうか。

 

わたしはほぼフルリモートワークの会社で働いていますが、自宅でずっと集中状態を続けることは、わたしにとっては少し難易度が高いです。なぜなら自宅にあるものは、自分が掃除したり片づけたりできるものばかり。それらに囲まれていると、だんだん疲れてくるからです…。

 

仕事をしていれば、家のことが気になり「家のことができていないのに」と思い、

 

家事をしていれば、仕事が気になり「今日中にやらないといけない仕事が進んでいないのに」と思う。

 

常に心のどこかでこういう気持ちがありつつ過ごしていることに、思った以上に疲れていたことに気がつきました。リモートワークに没頭していると、必要なものを買いに薬局に行くことすらままならなくなっている=家も回らなくなってきたことに気づき、意識を少し変えてみました。

 

 

仕事も家事も「できたこと」だけを数えてみる

 

たとえば先日は、

 

仕事

・原稿が1本書けた

・新しい記事の企画を進めるための打ち合わせが無事終わった

・確認しなければいけないことを連絡した

・連休前までの作業予定が確認できた

 

家事

・明日のゴミ出し準備をした

・おしゃれ着を洗った

・冬物の毛布をしまうための収納ボックスを探し、Amazonで買った

・あすあさって分の食材を買いに行った

 

それぞれ4つくらいずつできました。1つずつはそれほど大したことではないけれど…終わってなんとなくスッキリしたことたちです。このなかには、ほぼ毎日やっている、メールやSlack返信(仕事)やご飯づくりや食器洗い、洗濯、掃除(家事)はあえていれていません。「通常よりちょっと、違うことをした、進捗や変化があった」ということに意識を向けてみるのがオススメです。

 

そうやってみると、

 

なんだ、どちらもそれぞれ少しずつだけどやれてるじゃないか。

 

と、いう気持ちになれるのではないでしょうか。

 

こうやって可視化してみることで、最初に書いた「仕事も家事も結局どちらも中途半端なんじゃないだろうか(くよくよ)」という気持ちから少し解放されるような気がします。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke


前のページへ

1 2

border