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春に旬を迎える「新玉ねぎ」で【免疫力UP】体内発酵を促進するレシピ

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1月~5月の収穫で旬を迎える「新玉ねぎ」。通常の玉ねぎよりも甘くてみずみずしいのが特徴で、“ビタミンB群”や“カリウム”、血液サラサラ効果で有名な“硫化アリル”、そして腸内環境を整える効果を期待できる水溶性食物繊維“イヌリン”など美容と健康に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。

 

 

中でも“イヌリン”は発酵力の高い水溶性食物繊維として知られ、腸内で善玉菌のエサとなり免疫力向上、抗炎症作用、全身のエネルギー源、痩せ体質へ導くなどの様々な健康効果を発揮する『短鎖脂肪酸』というスーパー物質を生み出してくれる注目の成分です。それでは、そんな新玉ねぎを美味しくいただくべく、「新玉ねぎ+○○○」の組み合わせで免疫力UP効果を期待できるレシピを紹介します。

 

 

 

【免疫力UPレシピ】鮭と新玉ねぎのシート蒸し

 

免疫調整作用により体内で起こる炎症を抑制ビタミンDたっぷりの鮭と一緒に新玉ねぎをいただくレシピです。鮭1切(約100g)にはビタミンDが32㎍も含まれ、成人男女目安量5.5㎍/日の約5倍を摂ることができます。

 

 

 

|材料| 1人分

 

生鮭 1切、新玉ねぎ 1/4個、ブロッコリー 1/5株、しめじ 1/5パック、にんじん(5mm厚の輪切り) 2枚、もやし 30グラム、塩・こしょう 少々

 

《タレ》新玉ねぎ おろし 大さじ2&刻み 大さじ1、塩麹 大さじ1、ミニトマト(ゼリー部分は除く) 1個、酢 大さじ1(半量にして、半量をレモン汁にしても可)

 

 

|作り方|

 

(1)新玉ねぎを薄切りにして10分程空気にさらし、生鮭の表面に塩・こしょうを振る。ブロッコリーを小房に切って、石突きを取ったしめじを小房に分け、にんじんを5mm厚の輪切りにし、もやしを食べやすい長さに切っておく

 

(2)クッキングシートを適当な長さに切り、(1)の新玉ねぎを中央にのせ、その上に鮭、ブロッコリー、にんじん、しめじを添えるように入れ、もやしを鮭の上にのせて上から軽く塩・こしょうする。両端をねじって包む

 

(3)(2)のクッキングシートの両端をねじって包んでフライパンに入れ、熱湯を1/4の高さまで注ぎ、蓋をして弱火で10分蒸す

 

(4)タレをつくり、(トマトはゼリー部分を除いて角切りにし、他の材料と一緒に混ぜる)、蒸し上がった鮭にかけていただく

 

 

|ポイント|

 

蒸し&おろしの新玉ねぎのW使いが味の決め手です。新玉ねぎは細かく切ったり、すりおろすことで辛味成分である“アリシン”が作られ、また空気にさらすことで“硫化アリル”に。血液の流れを良くするので血行改善につながります。

 

 

クッキングシートで包む蒸し焼き料理なので、新玉ねぎや鮭など使用する材料の栄養価も旨味も逃すこともなし。調理も簡単なので、ぜひトライしてみてくださいね。<レシピ監修:野菜ソムリエ上級プロ 関宏美さん>


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