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箱根の魅力をギュッと凝縮!星野リゾートの温泉旅館【界 箱根】で身も心も癒される

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東海道五十三次で知られる旧街道沿い、街道一の難所と言われた急坂の続くロケーションに位置する星野リゾートの温泉旅館【界 箱根】。疲れを癒す温泉はもちろん、「わらじ」を履いての朝の健康体操、手土産に喜ばれた寄木細工など、江戸期から受け継がれる地域の魅力がギュッと詰まったお宿です。

 

 

 

|箱根の魅力を再発見する温泉旅館

 

地域の魅力を発信し、体験することで親しんでもらう。それが星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」のコンセプト。「界 箱根」では、箱根寄木細工や地酒の飲みくらべ、身も心もリフレッシュする温泉湯治など、箱根の土地柄を活かした多彩なアクティビティが用意されています。

 

▲ロビー棟と客室棟とに分かれた建物は、自然と接する日本旅館の離れをイメージしています

 

建物は「界 津軽」と同じく、ル・コルビュジエのもとでモダニズム建築を学んだ坂倉準三が興した坂倉建築研究所の設計です。

 

▲ロビーに入ると、窓を通して須雲川沿いの豊かな緑が広がります。正面はトラベルライブラリーになっていて、箱根寄木細工の作品が飾られる他、旅や温泉などの書籍が置かれます

 

▲界ブランドの宿で毎晩開催される地域の魅力を伝える講座「ご当地楽」。「界 箱根」では寄木細工の歴史や作りかたを紙芝居風に解説します

 

標高差の著しい箱根では多種多様な樹木が育つため、木材の色の違いを活かした寄木細工が発展。街道を行き交う旅人の手土産として喜ばれた伝統工芸品です。

 

▲ご当地楽でおこなわれるゲストの「からくり箱」チャレンジ。開けるにはちょっと手こずりますが、ハマる人が続出。見事からくりを解けば、中のお菓子がご褒美です

 

地元の伝統工芸品を作るのも、界のアクティビティのひとつ。時期や年によって作るものが異なりますが、今回は「寄木コースター作り(¥1,320)」と「小田原提灯の絵付け体験(¥1,800)」をおこないました。

 

▲おこもりグッズ体験の寄木コースターキット(箱は含まれません)。誰でも簡単に作ることができます

 

▲客室でできる、高さ15cmのミニ小田原提灯絵付け体験

 

「小田原提灯の絵付け体験」は、今では1軒だけになってしまった小田原提灯のお店「山崎提灯店」を応援するために始まったアクティビティ。提灯は明かりを灯すことから「魔を払う」という意味もあります。

 

▲カラフルな筆ペンが用意され、オリジナルの提灯を作れます

 

小田原提灯は江戸時代中期に箱根越えをする旅人のために考案。独特な形は、畳むと上下が蓋になるコンパクト設計のトラベルグッズ。箱根や小田原でよく目にするので、街歩きの際は要チェックです。

 

そして、6月から10月までは期間限定で「至福の湯上りビール」と「至福の湯上りノンアル」を用意。

 

▲界オリジナルのクラフトビール「至福の湯上りビール」

 

「界 箱根」のご当地おつまみは、カツオの酒盗や練梅、乾燥させた神奈川県生まれの果物「湘南ゴールド」に、塩と唐辛子を配合したソルトです(1セット ¥1,200)。

 

日本酒好きなら注目は、神奈川県開成町にある瀬戸酒造店の日本酒飲みくらべセット。

 

▲客室でいただく日本酒飲みくらべセット

 

箱根寄木細工のお猪口は見た目も美しいばかりか、お酒の味をダイレクトに感じられるうすはり仕上げになっています。3種のおつまみがついて¥2,000。添えられたお酒の説明書きもユニークです。

 

夏のオススメは「界のご当地かき氷」。500メートルを超える標高にある箱根は、あじさいの花を長期間に渡り楽しめる土地柄。そこで「界 箱根」のかき氷は、あじさいに見立てた青いシロップにゼリーをトッピング。爽やかな甘味を楽しめます。

 

▲7月初旬から8月末まで無料で提供される「界のご当地かき氷」

 

 

 

|寄木細工尽くしの客室も


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