温泉入浴は本来、身も心もリラックスして体調を整える癒し。そこで界ブランドの旅館では簡単な温泉講座や入浴法、入浴時に身体を活性化させるヨガや体操を組み合わせ、温泉効果を高めています。

 

▲ロビーでおこなわれる「温泉いろは」。箱根の温泉の解説や、瞑想をしながら簡単なヨガをおこないます

 

▲須雲川の渓流に向いた解放感抜群の女湯。湯面に写る鮮やかな緑に癒されます

 

温泉はpH8.5の弱アルカリ性-ナトリウム-塩化物泉。身体の疲れが引いていく、入り心地のいいお湯です。

 

▲一幅の絵を思わせる男子大浴場。秋の紅葉は格別とのこと

 

▲須雲川のせせらぎと、山の緑を眺めながらのお風呂は非日常感満点。夜にはライトアップがおこなわれます

 

大浴場には男女ともドライサウナと水風呂を用意。サウナの温度は入りやすく身体への負担が少ない65度から70度。水風呂は18度です。

 

▲脱衣場にはアメニティをはじめタオルも置いてあるので、部屋から手ぶらで利用できます

 

▲客室のパウダールームと大浴場の脱衣場には、界オリジナルの和漢生薬成分の基礎化粧品類が置かれます

 

「わらじ体操」は、合羽姿に三度笠を背負ったスタッフの号令で、「界 箱根」を出発して旧街道の畑宿、石畳、険しい橿木坂（かしのきざか）を超えて、芦ノ湖に到着するロールプレイング仕立て。敷き石とわらじの組み合わせで、ふだん使わない足裏のツボが刺激される「界 箱根」の名物アクティビティです。

 

▲毎朝6時45分からおこなわれるのは、東海道五十三次を行き来したいにしえの旅人にならい、わらじを履いておこなう「わらじ体操」。温泉の入浴効果や免疫力を高める目的で行われています

 

 

わらじを履いての体操や地元の工芸品作り、万緑の大浴場で日常を忘れるひと時など、館内をゆっくりと流れる時間に身をまかせる星野リゾートの【界 箱根】。古くから旅人が行き来した箱根の魅力を、ここで再発見してみてくださいね。＜text＆photo：湯川カオル子　予約・問：界 箱根　https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaihakone/＞