INSIDEでは毎月、「美」を表現するプロフェッショナルの方にインタビュー。第1回目は、表参道『MINGLE』のトップディレクターでありながら、ヘアメイクアーティストとしても活躍する越智めぐみさんの登場です。
−
ヘアメイクでは本当にいろいろな分野でお声かけて頂いて。最近では剛力彩芽さんの写真集を担当しました。あとは創刊当初からお世話になっている雑誌「OCEANS」の変身企画から、フジテレビ系『にじいろジーン』では“チームオーシャンズ”として一般の方を変身させるコーナーにも出演しています。サロンワークは土日をメインに、平日にお受けしたヘアメイクの仕事が早く終わった日は、夜からでもサロンへ入ります。
−多方面でのお仕事が重なることで、さまざまなご苦労があると思います。仕事をするうえで気を付けていること、仕事に対するポリシーはありますか?
“自分に負けない”ことでしょうか。限界に挑戦し、さらに限界を伸ばして……どれだけ限界を更新するんだろう?って感じですが(笑) 自分に限界を作らないようにしています。
時間って本当にあっという間に過ぎていきますよね。なので時間の使いかたは常に考えています。あとはとにかく、楽しく仕事をすることですね。自分だけでなく周りの方々も楽しめるように、関わるみなさんのことを大切に考えながら仕事をしています。
−サロンワークでのスタイルづくりで、特に意識する部分とは?
たとえば2ヵ月に1度サロンに来て頂いているお客様であれば、まずは会っていなかった期間に何があったのかを読み取ろうとします。とても疲れていたり、恋愛に失敗して落ち込んでいることもあるし、結婚を控えてハッピーオーラに包まれている方もいますよね。状況の変化とともに表情や髪に出てきますが、髪の場合はハリ・コシがなくなったり、一気に白髪が増えてしまったり……ダメージが覿面(てきめん)に現れる。それを鏡越しに一瞬で感じ、それをもとに髪の長さやスタイルの提案をするようにしています。その方の何かを引き出し、気分やファッションを変えて一歩先へと進むための切り口になるようなスタイルを、常に提案していきたいですね。
お客様の心を読む……越智さんが実践する方法は>>>
2012/04/14| TAGS: beauty
きれいのニュース | beauty news tokyo