洗顔や化粧水などのスキンケアから頭皮ケアまで、今さまざまな炭酸ケアが流行中。爽快感、より深い浸透力、血流促進が得られることなどで支持を集めているが、日頃の疲れはもちろん、冬のガチガチにこわばったボディにも炭酸ケアが有効! とある調査の結果、炭酸入浴が脚の筋肉疲労を緩和する効果があることが実証されたという。
朝から晩まで忙しいし、お休みの日はとにかく寝てるかひきこもり、という慢性的!? 運動不足のみなさん。そして蓄積疲労で脚・腰が痛い……なんていう方も、注目! 炭酸入浴+30秒ストレッチを毎日続けると、脚の筋肉疲労の回復が早まり、腰痛になりにくくなる効果につながるのだそう。この検証は、花王(株)ヒューマンヘルスケア研究センター・パーソナルヘルス研究所が、日本赤十字北海道看護大学の山本憲志准教授と共同で行った研究報告によるもの。
脚の筋肉の柔軟性は、加齢や運動不足等によって低下。この柔軟性の低下が「歩く」などの日常生活に支障をきたし、腰痛などの不調に結びつく可能性が……というのは、これまでも考えられてきたこと。そこで成人男性12名(炭酸入浴7名、さら湯入浴5名)に、1回の入浴(40℃のお湯に10分間)と30秒のストレッチング(前屈運動=前屈10秒×3回)を毎日、5週間実施してもらった。そのうえで筋肉の柔軟性を測定したところ、炭酸入浴のほうが筋肉の柔軟性において高い効果が得られたのだそう。
まずは筋硬度の変化。運動後の固くなったふくらはぎ部分の筋肉硬度は、有意に低下(左図参照)。つまり炭酸入浴のほうがより運動後に固くなった筋肉が回復(足の疲労回復)しやすいことがわかった。また関節可動域として足首の曲げ角度を調べたところ、炭酸入浴を続けることでより足首は曲げやすくなるという現象が認められた(右図参照)。
これらの結果から、炭酸入浴と30秒ストレッチの継続が、筋肉の疲労回復を早める効果や、脚の筋肉の柔軟性が関係する腰痛などになりにくくなるのでは、と考えられる。
しかし、炭酸入浴ってどうすれば……って、アレ!? >>>
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2013/01/17| TAGS: beauty
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