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2013年4月9日～14日まで開催されていた、今年の「ミラノサローネ」。近年はインテリア業界だけに留まらず他業種にも影響を与えているが、今回のサローネで展示されていた、これはいったい……？

Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images for Citroen

　インテリアと家具の国際見本市として、インテリア業界に身を置く人々をはじめ、世界中のアート・デザイン好きもから注目を集めるこのイベント。展示会場で人気のファニチャーブランドの新作やディスプレイが楽しめるだけではなく、この期間はミラノの街中が様々なデザインに包まれている。

　そんななか、人気のセレクトショップ『10 Corso Como』（ディエチ コルソ コモ）に展示されていたのがコレ。実は自動車メーカー「Citroën」（シトロエン）が、DSラインのエレガンスを体現したという最新のクリエイティブ、その名も『DS Sofa』。

L'UOMO VOGUEの編集長、Gianluca Cantaro氏と DSラインデザインティレクターThierry Metroz氏。(Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images for Citroen)

Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images for Citroen

　シトロエンのDSといえば独自の油圧サスペンション。シートに包み込まれるようなしっとりとした乗り心地は、今もなお車好きの中で語り継がれていると聞く。そして1950年代に発表されたDSは、フラミニオ・ベルトーニによる美しい流線型のデザインが特徴的。ちなみにシトロエンはフランスの自動車メーカーだが、このフラミニオはイタリアの人物。

　そんなシトロエンの名車「DS」の名をつけたソファは、まさに流れるようなデザイン！　これはDS好きにも、イタリアンモダンを愛する人にもたまらないかも♪

　ちなみに今回「10 Corso Como」の店頭には、イタリアのメンズファッション誌『L’UOMO VOGUE』とのコラボレーションにて６月より展開される「DS3 CABRIO L’UOMO VOGUE LIMITED EDITION」も展示されていた。DSの遺伝子を受け継いだコンパクトなオープンカー。シックでスタイリッシュなカラーで日本人にも好まれそうだ。

Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images for Citroen