単刀直入に、質問! みなさん、「ノンシリコンシャンプー、使ったことありますか?」。いろいろなウワサも聞こえてくるけれど……実際のところ、どれだけの人々がノンシリコンを使ってる?
ドラッグストアの棚を数段、いや、もはや壁一面を埋め尽くす勢い!? とにかくラインナップ豊富なのが、シャンプー・コンディショナーなどのヘアケア類。どんどん進化している気がして、何を選べばいいのかわからない……というなかで、ユーザーの間で着々と浸透しつつあるのが、「シリコンシャンプーは髪に悪影響を与える」というウワサ。“ノンシリコンシャンプー”とうたう製品も続々登場しているが、最近では“1.5秒に1本売れているノンシリコン”としてCMされている『レヴール』をはじめ、資生堂『TSUBAKI』からもノンシリコンシャンプーのラインが誕生。またユニリーバ・ジャパンからは19年ぶりに『ティモテ』のノンシリコンシャンプーが今年4月に登場したばかり。30代以上の人にはあの「ティモテ〜♪」テーマソングが懐かしく思い出されるかも。
これだけノンシリコンシャンプーの種類が増え、「ノンシリコンが髪にいい」というイメージが広がってきているが、実際のところどれだけ利用されているのだろうか。株式会社美容経済新聞社が、株式会社コンピューター・プランニング・リサーチ(CPR)と共同で行った「シャンプーに関する調査」によれば、実際にノンシリコンシャンプーを「使ったことがある」人は全体の3割程度という結果に。20代・30代の女性だけを見ても全体の4割程度だから、ノンシリコンシャンプーの“利用”の浸透はまだまだ、という印象かも。
美容経済新聞の調査結果では、ノンシリコンシャンプーのイメージが「良い」と答えた方は全体の9割と圧倒的。ノンシリコンシャンプーの利用経験者の満足度は「高い」ものの、シリコン・ノンシリコンの違いが「わかる」は、わずか6.8%! 口コミやCMのイメージから受ける印象のみで、実際の理解度は低いという感じだ。
シリコン=髪に悪いと端的に片付けられるものではなく、髪のつや感やなめらかさなどの仕上がりの良さをコントロールするための成分。シリコンの有無だけに左右されず、選択の幅が広がったのだと考えて、好みの髪に導かれるシャンプーを探してみてほしい。
ノンシリコンシャンプーの利用実態調査
【調査概要】
■調査方法 インターネット調査
■実施期間 2013年4月23日~24日
■調査対象 全国のコンピューター・プランニング・リサーチ保有のアンケート会員
■サンプル数 500件(20歳~60歳代の男女)
詳細の調査結果は美容経済新聞サイトにて
http://bhn.jp/special/specialcat/shampoo
2013/05/24| TAGS: beauty
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