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CLASKA 生活提案の新拠点

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東京・目黒通り沿いに佇むリノベートホテル「CLASKA(クラスカ)」。現在はホテルだけでなく、さまざまなジャパニーズカルチャーを発信する場所として広く親しまれているが、この夏、満を持してインテリアのショールームが完成!

 

 CLASKAのインテリアプロダクトレーベル、「interior & furniture CLASKA」。個性豊かなホテルの客室デザインやプロダクト製作のノウハウを活かし、オリジナル家具販売からセミオーダーメイド、オフィスや店舗の設計デザイン、内装に至るまで幅広く受託。2011年秋に立ち上がって以降、CLASKAの7Fで静かに営まれていたショールームはアポイント制だったこともあり、知る人ぞ知る、という空間だった。

 しかしこの度、CLASKAのはす向かいという好立地にショールームを移転。目黒通りに面した大きなウィンドウからは、オリジナルソファが顔をのぞかせる。

 

 

 

見た目にも暖かみを感じるこのソファの張り地は、ネルシャツに使用するフランネル生地。アメリカの古い織機を使用して独自に織ってもらっているというオリジナルファブリックだ。

  このショールームには、CLASKA の客室デザインやオリジナル家具製作にも携わってきたデザイナーの岡嶌 要氏が常駐。オーダー家具や住まい・店舗のデザインまで、インテリア全般の相談にも岡嶌氏ご本人が乗ってくださるという。家具屋さんだと思ってふらりと店内に入ると、デザイナー自らが対応してくれるだなんて、なんとも贅沢!

 現在はオリジナルのソファを中心に数点の家具が展示されているが、今後もいろいろとオリジナル家具を発表していく予定とのこと。ラインナップの変化にも柔軟に対応してくれるだであろう、シンプルな空間。ずっと作りたかったという、端を45度に組んだフレンチヘリンボーンの床も印象的だ。

 

ヴィンテージの風合いが施されたレザーのソファは、その名も「バンズソファ」。ハンバーガーのパンのようなコロンとした見た目、かなり愛着が湧きそう。

 一面が黒板になっている壁は、岡嶌氏がお客様との会話のなかで簡単な図面を起こしたりする際にも使える。
「家具は大きなものだし、それなりに値段もします。かっこいい空間があればどんな家具でもキマるかもしれませんが、それぞれの住まいの状況がありますよね。そういった個々のお話を伺いながら、家具をどう選んでいけばいいかを考えていく。既製品を選ぶのもひとつの方法ですが、せっかくですから皆さんに少しでも家具への興味を深めてもらい、生活をより楽しんでもらえたらいいなと思います」。

取材時、岡嶌氏に「バンズソファ」の絵をおねだり。どういう発想からこのカタチが生まれたのかを、フランクに描いてくれた。

 

 

 ここに来れば、家具がもっと好きになる。インテリアに迷ったり、新しい家具を考えているなら、ぜひこちらへ足を伸ばしてほしい。

 

 

 

 


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