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ヴィネグレットで美の食卓

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パリの食卓に欠かせない、サラダ。とはいえ、日本で昔から知られている「フレンチドレッシング」というものは存在しないのだけれど、こちらの食卓では誰もが自家製のヴィネグレット(=酢を使ったドレッシング)をシャカシャカっと手作りしている。

パリのスーパーには各種ヴィネガーが揃っていて、見ているだけで元気になってくる♪

 “サラダ大国”とも思えるここフランスには、意外にも、いわゆるドレッシングなる商品は少ない。ほとんどのパリジャン&パリジェンヌが、自家製のヴィネグレット(Vinaigrette)でサラダを食している。ヴィネグレットとは、「酢」を使ったドレッシングのこと。健康志向をあえて意識することなく、体に良い「酢」を、日々、摂り入れている。

 フランスの人々が好んで使うのが、「ワインヴィネガー(VINAIGRE DE VIN ROUGE)」。ブドウを原料とする「ブドウ酢」で、ワインをさらに発酵させたもの。ほかにも、フランボワーズ酢、リンゴ酢、エシャロット酢、イタリア発のバルサミコ酢などなど、スーパーでよく目にするものでもかなり種類豊富!

 ヴィネグレットの基本は、酢、油、塩、こしょう。これに、マスタード、マヨネーズ、ニンニク、蜂蜜、レモン、ハーブなどを好みでプラスしていく。深めの小皿に材料を入れて、スプーンでかき混ぜて……。最後にちょこっと味見して、今日の簡単ヴィネグレットのでき上がり♫ いつだって自然体で自分流、なフランスの人々は、サラダのドレッシングだって自分の好みが第一。こうした手作りヴィネグレットにも、そんな彼らの生き方が見えてくる!?

 

  フランス発*飲むお酢  >>>


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