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大槌の塩害木に「生」を

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岩手県大槌町にある吉里吉里(きりきり)。自然豊かなこの地も東日本大震災の津波によって大きな被害を受け、しばらく手つかずのまま放置されていた。本来であれば廃棄される塩害木が、フレッシュハンドメイドコスメ「LUSH」の取り組みで有効活用されている。

 

 これまでも、自然環境に配慮した活動を重ねてきた「LUSH」。2013年9月13日(金)にリニューアルオープンするLUSH 仙台ロフト店について、内装や備品など木製の家具・備品すべてに、岩手県大槌を産地とする国産の杉を使用しているという。

 使用された木材は「NPO法人 吉里吉里国(きりきりこく)」が、大槌町吉里吉里の山を手入れする中で切り出した間伐材や、東日本大震災の津波による塩害木。仙台ロフト店のPOPスタンドや商品ディスプレイ用の什器など、木製品すべてに大槌町の杉が使用されているのだそう。

 

 間伐材を使用することで国内の森林保護に貢献するとともに、LUSH店舗の近隣で木材を調達することにより輸送にかかるCO2を削減。また塩害木も資源として最大限に活用し、被災地での雇用創出につながる活動への継続的な支援を目指すとのこと。

 

 環境負荷軽減に向けたLUSHの素敵な取り組み。LUSH仙台ロフト店は、新たな息吹を吹き込まれた木のぬくもりを感じられそう!

 


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