アカデミー賞俳優のマイケル・ダグラスとマット・デイモンが恋人同士を演じていることでも話題の映画『恋するリベラーチェ』。世界各国の映画祭でも注目を集めている本作で、なんと日本人スタッフ・矢田弘さんのエミー賞での朗報が! ご本人からのコメントも到着★
この秋公開となるスティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作『恋するリベラーチェ』。リベラーチェとは、1950~70年代に活躍したアメリカの名ピアニスト。“ミスターショウマン”の愛称で知られ、ゴージャスな衣装と派手なパフォーマンス、そして巧みな話術で人々を魅了した実在の人物だ。
本年度のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映されるなど、各国の映画祭で注目を集めているこの作品。2013年9月22日(日本時間23 日)に発表された「第65回エミー賞」では、作品賞、監督賞、主演男優賞(マイケル・ダグラス)の主要3部門を受賞。この本賞に先駆けて9月15日(日本時間16日)に発表された制作部門を中心とする「クリエイティブ・アート・エミー賞」でも8部門を受賞したが、ここになんと日本人スタッフの名前が! 特殊メイクを担当した矢田弘さんが「特殊メイク賞」を受賞したのだ。
矢田弘さんは、1964年生まれ・大阪府出身。89年に単身渡米。メイクアップスクールを卒業後、ミュージックビデオ制作などを経て99年にシノベーションに入社。手掛けた作品は『グリンチ』『猿の惑星』『メン・イン・ブラック2』など多数。これまでに数回、エミー賞ノミネートの実績はあったが、今回が初の受賞。本作品のマット・デイモンが演じた主役が整形手術を受けて顔が変化した様子を表現し、高い評価を受けた。
そんな矢田さんからのコメントが到着!
「『Behind The Candelabra』(原題)はロス、パームスプリングとラスべガスでの撮影でした。主演のマイケル・ダグラスもマット・デイモンも本当に優しい、良い方で、現場は非常に楽しい現場でした。スタッフを含め、楽しみながら関わることができた作品でエミー賞という賞をいただくことができ、大変嬉しいです」
古き良き時代のエンターテイメント界、そのゴージャスな世界観とともに、日本人メイクアップアーティストの技術と感性も目の当たりにできる本作。ぜひチェックしてみて。
【STORY】
1977年、リベラーチェ(マイケル・ダグラス)はラスベガスでハンサムな青年スコット・ソーソン(マット・デイモン)と出会う。年齢や住む世界も超えてたちまちお互いの魅力に取りつかれたふたりは、5年間に及ぶ秘められた恋愛関係をスタート。リベラーチェにとってスコットは心の支えであり、逆にスコットにとっては、自分を夢のような生活をさせてくれるだけでなく、生まれてからずっと求めていた親代わりでもあった。リベラーチェはスコットを想うあまり、美容整形とダイエット薬で彼に合わせて若々しいルックスに変えてしまうほど。そんな彼らの関係は、ただの肉体関係から、心のつながりへと徐々に変化していく。しかし、永遠に続くと思われたその関係は、スコットの薬物依存やマンネリ化した生活から次第にほころび始める……。
恋するリベラーチェ
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配給・宣伝:東北新社
11月1日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2013/09/30| TAGS: beauty
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