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漢方スープで不調を撃退!

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多民族国家マレーシアには、マレー系に次いで中国系マレー人も多く在住。そのため中華レストランや中国茶専門店、中国式マッサージなどのほか、漢方薬局も数多く点在する。今回はマレーでもポピュラーな“漢方”についてご紹介。

日系スーパーイオンのすぐ近くにある漢方薬局「人安(YIN ONN)」。店内には、漢方薬が症状別にセットになった「Chinese Herbal Soup」がずらり並ぶコーナーが。

 大きなショッピングモールやショップロット(商店街)には必ず入っている、漢方薬局。霊芝や人参、クコの実など、さまざまな漢方薬や漢方の漢方茶を日本よりかなり割安に手に入れることができる。お店の人に自分の症状をうまく伝えられなくても大丈夫。というのも、漢方薬局では大抵「Chinese Herbal Soup」という名前の漢方薬のセットが売られているのだ。

 

 クアラルンプール最大のショッピングモール、ミッドバレーメガモールにある「人安(YIN ONN)」もそんな漢方薬局のひとつ。こちらでは、疲労や肌荒れ、風邪など、さまざまな症状に合わせて選べる漢方スープが、なんと50種類以上も! パッケージに漢字と英語の表記があるので、何に効くのか大体わかるようになっている。
 飲み方は、鍋に1リットルの水と漢方薬ひと袋すべてを入れて1時間煮るだけ。冷めたら漉して冷蔵庫で保存する。基本は週に1回全量を飲めばOKらしいのだが、中身を丸ごと食べるタイプもあるため、詳しくは店頭でお店の人に確認を。

こちらが冷えや貧血など、女性特有のさまざまな不調にオススメの「八珍湯」。中には文字通り8種類の漢方薬が。人参、ナツメ、クコの実まではわかったけど、あとは不明。

 冷えやたまった疲れに悩む女性には、「八珍湯」がオススメ。血のめぐりを良くし、肩こりや貧血、疲労を改善する効果のほか、美肌効果もあるとか!

 実際に試してみたところ、肩こりがみるみるラクになり、全身の疲れがやわらぐのを実感。ただし、お味はやはり漢方薬。ナツメやクコの実が入っているせいか多少の甘みはあるものの、それでもかなり苦め。
 1袋10〜20リンギット(約300〜600円)と手頃なので、ちょっと変わったおみやげにもどうぞ!

 

人安(YIN ONN)
G-035 & 036 Lower Ground Floor, Lingkaran Syed Putra, Mid Valley City, Kuala Lumpur, Malaysia
+60-3-2287-2932
10:00〜22:00
無休

 

cooperation & photo;  デイジー

*profile*
クアラルンプール在住の編集者、コミュニティサイト「ワクワク海外移住」主宰。多民族多言語国家マレーシアで子育てをしながら、クアラルンプールと東京を往復する生活をしている。ブログ「クアラルンプール、ときどき東京。」
http://wakuwakuijyu.com/blog/daisy/

 


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