ライフスタイル＆デザインを提唱する団体・個人が衣食住の垣根を越え、日本から世界へと発信するイベント『Design Atrium Tokyo』。2013年10月30日（水）からスタートした本展、気になる出展作品の一部をいち早くご紹介。

　見て、触れて、感じて、考える…互いの感性を刺激する見本市のような『Design Atrium Tokyo』。出展企業は家具メーカー、デザインオフィスから、アクセサリーやバッグなどのブランドなど多様だ。

 

■Leif.designpark（リーフデザインパーク）

　上野卓史氏、内藤 衛氏、本多恵三郎氏の3名を中心メンバーとしたデザインオフィス。家具やプロダクト、インテリア等のデザイン活動を行っており、ミラノサローネなど国内外での展示会にも作品を発表している。今回は「現代の日本に育った私達の感性と、高い技術力の融合により、生活を豊かにするプロダクトを生み出す。」をコンセプトに、家具ブランドとして立上がった Leif.designpark Brandを展示。さらに古紙リサイクルボードを使った時計の展示販売や、小松音響とコラボレーションしたオリジナルのアンプなども発表している。

 

■frankygrow（フランキーグロウ）

　こどももママもパパも「着せて着せてキモチイイ！」をコンセプトに、遊び心溢れるファミリースタイルを提案するブランド。独特な色づかいと素材、ディティール、パターンにこだわりを持ち、縫製は全て日本。2013年にパリで行われた展示会「プレイタイムパリ」にて “MilK Franceよりベストクリエーター賞” を受賞した。今回は初の試みとなる、通常のキッズラインとは別のラグジュアリーラインを発表する。

 

■MARGARET HOWELL HOUSEHOLD GOODS

イギリスのデザイナー：マーガレット・ハウエル本人のライフスタイルから生まれる、機能性とデザインを融合したオリジナルアイテム。そしてこだわりの審美眼にてセレクトされた、ファニチャー・ホームプロダクト・ルームウエアのフルラインが揃うブランド。2003年にマーガレット・ハウエルが復刻した事で、イギリス国内でのブリティッシュミッドセンチュリーデザイン再評価のきっかけにもなったERCOL社の家具ほか、ハウスホールドグッズのプロダクトが登場する。

 

■REBIRTH PROJECT

　俳優としても知られる伊勢谷友介氏のもと、様々な才能を持ったアーティスト・クリエーター・プロデューサーが集結。2009年より、衣食住をはじめとし、教育・芸術支援といった社会 生活を営むうえで必要とされる分野での活動をクリエイティブな視点から考察・実行している。今回はプロダクトの展示と合わせてオーガニック・カフェが開設される。

 

　興味深い出展アイテムは他にもまだまだあるけれど……あとは会場でのお楽しみ！　会期中はワークショップやトークショーのコンテンツも予定されているとのことなので、11月4日（月・祝）までにぜひ足を運んでみて。

 

Design Atrium Tokyo
会期：2013年10月30日（水）～11月4日（月・祝）　※会期中無休
時間：10：30～19：00
会場：新宿パークタワー（1F アトリウム、ギャラリー3）
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1571.html

 

▶展示の様子はコチラからもCHECK