みなさん、こんにちは。
ダイエットコーチのＥＩＣＯです。

今回から始まったこの連載コラムでは、
ダイエットに関する正しい知識と一緒に、
毎回下半身に効くＥＩＣＯ流のエクササイズを
写真と一緒に紹介していきます。
楽しみながら読んで、実践してみてくださいね。

さて、みなさんは「やせたい」が口グセになっていませんか？
なんとなくやせたいと思っているだけでは、
当然スリムにはなれません。
そう――、やせられないのにはやっぱり“ワケ”があるんです。

実は私自身もかつては今より20キロくらい太っていました。
“ゾウの脚みたい”と笑われた苦い経験もあるくらいに……
私の場合は、その言葉がショックでやる気に火がつき、
1年間でマイナス20キロを達成。
今でもその体重を10年間キープしている状態です。

ダイエットコーチとしてみなさんを指導する立場にはなりましたが、
いまだに「なまけたい」「ラクしたい」という気持ちはなくなりません。

ダイエットに挫折したり、リバウンドを繰り返している人の共通点は、
「根性」や「精神論」で無理やり頑張ろうとすること。

考えてもみてください。
もともと精神力が強ければ、自己管理もしっかりできて、
悩むほどぷよぷよの体にはなっていないはずですよね？

では、どうすればいいのでしょう。

ダイエットを成功させるのに大切なのは、
正しい知識と「アイデア」！

自分の怠け心を律するよりも、正しい知識を持って、
ダメな自分の行動を先読みして先手を打てる
「アイデア」をひねりだすことです。

そもそも女性の場合は、一カ月で４回、
性格が変わると言われています。
これは月経と関係するバイオリズムからくるもので、
女性の心の状態は、日によって違うのは当たり前なんですよ。

ですから、絶好調の時に約束ごとを決めても、
そうでない日にはどうしてもさぼってしまうこともあるでしょう。
それは仕方がないことですから、自分を責めるのはやめてくださいね。

もっと頭を使って、自分を追い込む方法を論理的に考えること！
心に頼るのではなく、自分がどう動く可能性があるかを知ることが大切です。

まずは色々な方法を試してみましょう。

帰り道にどうしてもポテチを買ってしまうなら、
お金を持たないようにする。
防災のためにストックしてあるお菓子を食べてしまうなら、
缶切りで開けなければ食べられないものを買う、という風に。

小さな子どもがいると、むやみなものを間違えて口に入れないように
モノを高いところに置いたり、隠したり、工夫しますよね？
そんな意識で、自分の行動の先手を読んで対策していけばＯＫです。

それでもお菓子を手に入れてしまったら、
姿見でポテチをほおばる自分をよくみてください。

その姿は、美しいですか？

ダイエットにより効果的なのは、文字よりビジュアル。
姿見をたくさん買って、現実をしっかり見てみましょう。

目標とするモデルさんや憧れの人の写真を
壁や冷蔵庫に貼るという人も多いかもしれませんが、
本当に効果があるのは、ＭＡＸで太っていた時の自分の写真！

「まだ大丈夫」なんて思っている人も、
無防備な後姿を写真に撮ってもらうと、
自分の思っていた姿とのギャップに気付けると思います。

その衝撃や悔しさは、お菓子に伸ばした手を止める理由になるはず。

自分を変えたいと思うなら、まずは鏡や写真で現実を知り、
退路を絶って自分を追い込むのが一番の近道です。

 

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