Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2014 S/S」の舞台裏レポート、続いては10月15日(火)に開催された『Ujoh(ウジョー)』に潜入!
この2014S/Sが東京コレクション初参加となる『Ujoh(ウジョー)』。デザイナー西崎 暢氏が、Y’s、Yohji yamamotoのパタンナーとして7年間勤務後、2009年に設立。本質的なテーラーリングや大胆なカッティングなど、“布の理にかなった”デザインが特徴のブランド。今季は春夏らしい軽さを、素材感や得意とするパターンで表現したコレクションになっている。どのルックもリラックス感の漂うエレガントな印象を受けた。
メイクアップを担当したのはアーティストリー ディレクターの James Molloy(ジェームス・モロイ) 率いる M・A・Cのプロフェッショナルチーム。
今回のメイクアップについて James Molloy氏にお話を伺ったところ、衣装のシェイプやファブリックにスポーティーさを感じるものが多いことから、モデルの肌はピュアさとスポーティーさを重視して作っているという。
『普通は“スポーティー”というと上気した、汗をかいたようなツヤ感を思うかもしれません。しかし今回は洗練さを保ちながら、ライトの下では輝きを放たせることでスポーティーさを表現しています』
軽くてスポーティーなダブルラッセル素材、プリントとオパール加工を施した透け感のある生地、爽やかなサッカー生地……と、Ujohの衣装は使用生地の種類が豊富なのも特徴的。メイクアップへも影響が?
『目もとと唇はマットに、ハイライトはとてもシャイニーに。このコントラストで、生地感の違いを表現しています』
肌づくりのプロセスを、使用アイテムと共に簡単に教えて頂いた。
(1)まずはショーが続きお疲れ気味のモデルの肌に、マッサージしながら「M・A・C ライトフル ソフニング ローション」を浸透させベースを整える。そしてプロフェッショナル用プロダクトの「フェイス &ボディ ファンデーション」※(写真)を使用。今回は輝きをアップさせるのとクールトーンな肌に仕上げるために白を混ぜて使用している。
(2)そして肌色を均一にするために「プロ コンシール アンド コレクト パレット」※を使用。肌の黄色い部分にはピンク系を、逆にピンク色の部分にはイエロー系のカラーを入れている。微妙な色加減がすべて入っているこのパレットは非常に重宝するそう。
(3)ハイライトには、肌にも唇にも使えるグロス「ミキシング ミディアム」※と、カバー力の高いホワイトの「フル カバレッジ ファンデーション」※を混ぜてミルキーなテクスチャーにしてから肌に乗せている。最後にホワイトの「スモール アイシャドウ ゲッソ」を目頭に入れることで、マスカラいらず、きっちりアイラインを引かなくとも目もとのインパクトが完成する。
透明感とツヤ感のある、美しい肌を際立たせたメイクアップ。「Ujoh」の女性らしいルックと見事に融合していた。
※…M・A・C プロフェッショナル用プロダクト。M・A・C表参道ヒルズ店限定発売。
photo:Hiroshi Mashimo(Studio WINDS)
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2013/10/24| TAGS: fashion
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