各国で盛り上がりを見せるファッションウィーク。それにちなんでハワイもこれまで以上に、国際的レベルでファッション業界を活性化しようという動きが。今年よりハワイ州の協賛のもと、10月が「ハワイファッションマンス」に認定! 今回はその中のイベント、デザイナーズマーケットの様子をレポート♪
ハワイのファッション業界の活性化を願ってスタートしたハワイファッションマンス。10月いっぱい、ファッションショーやイベントが35以上も行われ、締めくくりとして10月30日にはハワイ州知事によるファッションアワードが開催。ハワイのベストデザイナーが選ばれるのだそう。
イベントのひとつとして行われていたのが、『OUTFIT:ハワイファッションデザイナーズマーケット』。場所はカカアコにあるオフプライスショップ「T.J. Maxx」の1F。2日間に渡って開催されたイベントには、約50人以上のハワイのファッション&アクセサリーデザイナーが大集合した。
ハワイのファッションは季候柄、肌に直接オンするものが多いことから、やはり生地の気持ち良さが重要。色みはカラフルなもの、そしてリサイクルがブームということもあり、ムームーなどの生地を再利用したドレスやバッグなどが多くみられた。
デザイナーズマーケットに出展していた注目ブランドをいくつかご紹介!
意外と小さいサイズの洋服が見つかりにくいハワイならではの問題に注目した、「Allison Izu」。
「Aloha Sailor/Organik」は、アウトドア&ビーチスタイルのカジュアルブランド。素材が竹やヘンプなどを使っていて、エコカジュアルを意識している。
ほかにも「Beverly Horton」や、「Maia」といったラグジュアリービーチカジュアル系ブランド、「Lauren Roth」の「Yellow Bird Bohemia」のバッグやキャップも注目を浴びていた。
スポーツ系ブランドだと、「Get Salty」などのガールズサーフブランドや、ヨガファッションアイテム、「Lily Lotus」などが人気。
特に面白かったのが「Peace of Paraside」というスイムウェアのブランド。このブランドは、柄や色などを自分の好きなようにカスタムして水着を作れるのだそう!更に、最近、水着で結婚式をしたい! というハワイならではのリクエストも多く、ブライダル用の水着(もちろん白!)も発表されていた。
アクセサリーはなんといっても、ハワイの貝殻などを使ったシンプルなアクセサリーが人気。どれも海に似合う、動きやすいビーチガールスタイルが楽しめる。「[Ki-ele]」、「Mango Luxe」、「Day & Nite Hawaii」, 「M33MS」 など若手のアクセサリーデザイナー達が頑張っていた。
個人的にイチバン気になったのが、ベイビー用のフラットキャップを扱っていた「Henry Hats of Hawaii 」。小さい頭にフラットキャップをかぶせるバランスが、とてもかわいい♡ デザイナーが自分の子供用に作ったものが好評で、販売するようになったんだとか。
ハワイは常夏なので、サマーファッション以外の着こなしを知らない人達がいっぱいいるのが現状。このファッションマンスをきっかけに、どんどん他の地域や国のデザイナーともつながり、ハワイのファッションがどんどん盛り上がっていくことを期待したい!
cooperation & photo; 内田佐知子
*Profile*
ハワイ在住。ライター、ラジオDJ、通訳&翻訳、コーディネーター等、ハワイと日本をつなぐ架け橋として、多方面に渡って活躍中。
著書に『虹色ハワイのロコ遊び』(ダイヤモンド出版)、『だいすきハワイ!』(産業編集センター) がある。
ブログ 『Paradise Found! ハワイライフ』 http://ameblo.jp/sachiuchi/
2013/11/01| TAGS:
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