夏とはうって変わって、寒さの厳しいフランスの冬……。だからこそ、身体の中から温められる、おいし~いものが食べたい!
クリスマスの時期になると、フランスのあちこちのパン屋さん、ケーキ屋さんに登場するのが、「パンデピス(pain d’epice)」。パンデピスを直訳すると“スパイスパン”。地方によって若干の違いはあるけれど、基本は、ハチミツベースのパン生地に、シナモン、グローブ、ショウガ、ナツメグなどのスパイスがミックスされた焼き菓子のこと。日本ではあんまりなじみがないかもしれないけれど、フランスでは古くから親しまれていて、冬の代名詞と言っても過言ではないくらいメジャーな食べ物。
特に有名なのが、アルザス地方のパンデピス。そろそろ寒くなってきたし、取材がてら、ぜひアルザスのパンデピスを食べてみたい…!!
ということで向かったところ、知人にオススメされたお店は、その名も『Pain d’Epices Mireille OSTER』<パンデピス ミレイユ オステル>。
さて、パンデピスのお味はというと、ハチミツの濃厚な甘みと、スパイス独特の香りが合わさって…う~ん…美味しい! バターや牛乳が入っていないので、口当たりは軽め。
ショウガなどのスパイスと、滋養効果も高いハチミツが入ったパンデピスは、栄養たっぷりで身体も温まりそう♪ だからこそ、冬に愛される食べ物として人気を博してきたのかも。
お家でパンデピスを食べるときのオススメは、フランスで冬に愛されている飲み物、『vin chaud(ヴァン・ショー)』も一緒に♡
こんな感じで彩り鮮やかに、キレイにテーブルをセットすれば、 ほっと身体を温めてくれると共に、かわいらしい見た目で「食のアート」まで楽しめて心もあったか♪
パンデピスは日本のパティスリーでも販売しているところは少なくないかも。今年は日本のみなさんも、フランス流の冬の過ごし方なんていかが?
cooperation & photo; meiko
*profile*
パリ在住のイラストレーター、デザイナー。
手のひらサイズのフェルトワークで高く評価され、その感性を活かしてアクセサリーやインテリア小物づくりにも取り組んでいる。
「dessin de meiko ☆ Paris」 http://d.hatena.ne.jp/mei0606/
PARIS発信の「trico eiffel ☆トリコ.エッフェル」(ポルト.ボヌール=幸せを呼ぶお守り)をこの秋スタ〜ト♫ https://www.facebook.com/trico.eiffel
2013/11/14| TAGS:
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