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14S/Sコレクション[DRESSCAMP]

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「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2014 S/S」の舞台裏レポート、続いては10月15日(火)に開催された『DRESSCAMP(ドレスキャンプ)』をご紹介。

 ブランド創設時のデザイナー・岩谷俊和氏がデザイナーに復帰して1年、2度目のSSコレクションがやってきた。今季のテーマは“NEW WORLD”。岩谷氏が創り上げた新世界では、アーティスト・MADSAKIによるシュールなスマイリーがキーに。後半はこのスマイリーが続々とユニークなルックとなって登場した。

 メイクやヘアも特徴的。男性モデルの顔には、中央にまっすぐラインが引かれている。女性はつややかな肌にしっかりとアクセントになったアイメイクが、ふわふわヘアの中で際立っていた。

メイクアップをディレクションをしていたのは、冨澤ノボルさん。デザイナーの岩谷氏とは縁が深いという冨澤さんに、今回のメイクアップについてお話を伺った。

『メイクアップのコンセプト、レディースは「ジューシーフルーツ」、メンズは「未来人から古代へ」です。岩谷くんとはかれこれ長いお付き合いになりますが、毎回岩谷くんの方で明確なイメージがあり、それを形にしています。最初に絵を見せてもらう時もあるし、口で言ってもらったのを自分の中で消化して表現して、僕と岩谷くんのクリエーションにしていくという事もありますね』。

男性モデルへのメイクアップではエアブラシも登場。

『レディースの肌は全体にツヤっぽくしてチークと目元だけマットに仕上げ、顔の中のコントラストを出しています。メンズは岩谷くんからペインティングが欲しいという事だったので、肌をマットにして、ラインのみ光らせました。これもまた顔の中でコントラストが出たと思います』。

 ヘアとのコントラストという意味でもインパクトを感じた今回のスタイルは、hiro TSUKUIさんがヘアディレクションを担当されていた。

 いよいよショーへ。まっすぐ1本伸びるランウェイが一般的だが、今回は中央にも客席が。独特の世界観で魅了するDRESSCAMPの、ワクワクとした高揚感に包まれるショー。確かにそこには見たことのない新世界が広がっていた。

 

photo:Tomoaki Makino(SHI NO GO)、Hiroshi Mashimo(Studio WINDS)

 

▶ショーの様子はコチラからもCHECK

 

 


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