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昨年12月上旬、シンガポール伊勢丹スコッツ店（Isetan Singapore Scott）にて開催された、東京発のジュエリーを販売するポップアップショップ『TOKYO Jewellery Gift』をレポート！

　『TOKYO Jewellery Gift』は、メイド・イン・トーキョーの個性あふれるジュエリーの数々をシンガポールにて紹介するプロモーションイベント。クリスマスギフトの需要とも相まって、のべ８０組以上のお客様に対して１０万シンガポール・ドル（*約８００万円、付加価値税込）の売上を記録するなど大盛況だった模様。

伊勢丹シンガポールスコッツ店1階の正面エントランスを入ったすぐのプロモーションスペースにて期間限定ショップとして開催された『TOKYO Jewellery Gift』

デパート正面エントランス部分に設置されたショーウィンドウは、資材を日本から運び設営された。

　『TOKYO Jewellery Gift』の企画・主催を手がける株式会社フジモリの代表・藤森隆氏によると、
「シンガポールは様々な国からの旅行者、ビジネスマン、滞在者など、世界中の人と商売をしているようで、東京のジュエリーが様々な文化的背景を持つお客様に支持されたことが何より励みになった」
と、手応えを語ってくれた。

オリジナルのクリスマスプレゼントラッピングが、「日本らしいきめ細かいサービス」と好評♪

会場内に東京のジュエリー工房を再現。オーダー品の加工や、お買い上げ頂いたジュエリーへの名入れサービスも実施

また、共同主催者である株式会社梶田のCOO・梶田謙吾氏も、
「今回はクリエイティブ・ディレクションが成功したと考えている。ショーウィンドウ、フライヤー、ギフトラッピング、Facebookに至るまで、我々の考える『Tokyo的』なビジュアルイメージを強く打ち出せ、お客様にも商品以外の接点を楽しんでいただけたのだと思う」
と、大盛況だった要因を振り返ってくれた。

　今年『TOKYO Jewellery Gift』は、年２回のシンガポール伊勢丹でのイベント、マリーナベイサンズで行われるジュエリー見本市への出展や、オーチャード通りで行われるジュエリーショーへの出展など、年４回程度のイベント実施を予定しているそう。

　アジアのジュエリー市場を、「東京発のジュエリーブランドが牽引する日」がますます近づきつつあるようだ。